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4度めの人生は 皇太子殿下をお慕いするのを止めようと思います  作者: 桜井 更紗
第2章

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閑話─皇宮がソワソワした日

小話その1です。



話しは遡って

7月の軍事式典の日の話です。



皇子様の想い人が

この皇宮に来られると、宮殿の侍女達や使用人達が朝からソワソワしていた。



皇子様の側近のクラウド様から、両陛下に報告される皇子様と公爵令嬢の話が、宮殿中で話題になっているのだった。



そして、そのソワソワは宮殿の使用人達だけでは無く、両陛下も、公爵令嬢とお会いするのを楽しみにソワソワしていたそうな………


勿論、皇子様は、パレードで着用されてた白い正装の軍服から夜会服に着替える頃には、朝からあった緊張も解けて、ワクワクウキウキランランランと上機嫌だった……そうな。




「 公爵令嬢が、到着されました 」

使用人達の伝達リレーが密やかに開始された。


「 謁見の間に入場されました 」

「 両陛下も魅入る程にお美しいそうです 」

「 皇子様は……見惚れて、耳まで赤くなってるそうです 」



公爵家に用意された控え室には、侍女達が次から次へと押し掛け、レティの美しさにキャアキャア騒いでいたのだった。


「 あのドレスとネックレスは皇子様の瞳の色よ! きっと皇子様が贈られたのだわ……」


素敵………

皇宮中の侍女やメイド達が、胸の前に手をあて、ポワ~ンと夢心地になるのであった。



晩餐会が始まると、シェフやメイド達は、代わる代わる大広間まで覗きに行き、アルベルトとレティのダンスをうっとりと見ていた。



「 皇子様があんなに蕩けそうなお顔をされるなんて……」

「 皇子様があんなにケラケラお笑いになるなんて………」

侍女達は勿論の事、使用人達がショックを受けたのも仕方ない事であった。


皇宮にいるアルベルトは、何時も物静かであった。

当然だろう………

1人でケラケラ笑う筈も無かろうに………


ああ……でもお笑いになる皇子様も素敵。

皇子様をあんなに笑わすリティエラ様って………

皇宮中の使用人達は、美しいばかりでは無く、元気なお転婆レティに興味津々となった。





晩餐会が終わる頃、ビッグニュースが飛び込んできた。


「 建国祭の時の晩餐会で、軽食コーナーで皇子様とイチャイチャしていたメイドはリティエラ様だった!! 」



えーーっっ!?



何故、公爵令嬢であるリティエラ様がメイド服姿だったのか?


数々の謎が議論された………

まだ成人になっておられないリティエラ様が、皇子様に会いたくて、メイド服に変装して忍び込んだのか?

いやいや、皇子様がリティエラ様に会いたくて、リティエラ様にメイドの格好をさせ忍び込ませたのでは?


しまいには、皇子様はそう言うプレイがお好きなの?

アルベルトへの新たなる疑惑が沸々と湧き起こっていた。


しかし……

皇子様に幻滅までしたと言う、皇子様の浮気疑惑は晴れたのだった。



そして

今回も、軽食コーナーでイチャイチャしていたと聞いて、私もそこに居たかったと悔しがる使用人達であった。







本編に入る前に、少し置いてきた話を書いて行きます。

話が短めですので、本日2作上げるつもりです。


読んで頂き有り難うございます。


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