ファンタジー小説を書こうと思ったら悶えたらしい
テスト投稿的な意味合いが強いので本格投稿するのは結構後になります。
単発モノな上にファンタジー小説ですらないただの製作小話なので注意してください。
ぼく<ピッキーン閃いた!暇つぶしでフリーゲーム作るわ!
ぼく<画期的なゲームシステムと絶妙な戦闘バランスの設定まで思いついた…
ふっ…我ながら自分の才能が怖い…
そう思っていた時期があったらしい。
少なくともフリーゲームを製作しようと考えた時点まではそう考えていた。
ぼく<は…ラスボス勢力の能力と強さまで考えたのはいいのだが…
主人公とヒロインはどうすんだよ…これは…というか主人公とヒロインだけじゃ物語すすまねーぞ!
また、動機のない登場人物の感情を考えるのは難しい。
魔王が居るぞ!自分は死ぬかもしれないけど何とか倒そうぜ!っとなる人が何処にいるのだろうか
あなたは神に選ばれたので魔王を倒すのが運命です。→はい!分かりました!
そう、これには全く共感出来ないのである。
挨拶からの即落ち2コマでヤンデレ化するチョロインを見て溜息するのと同じ
流行りの日本人異世界転生モノの日本人のメンタリティでそんな考えに至るか?至らない
指に爪楊枝が刺さっただけで「痛ぇ!」と喚くような貧弱一般人がいくらチート能力与えられても自分の片腕をもぎ取られて目を潰されるかもしれないような戦いに挑めるわけがない
試しに作者を異世界に転生させてみたのをシミュレートした結果が以下の通り
ぼく<これが流行りの異世界転生ものか!町を歩くぞ!
ガヤガヤ…ガヤガヤ…ガヤガヤ…
…1時間後…
ぼく<よく考えたらリアルで見知らぬ町人に話かけねぇわ…
駅で血吹いて倒れたおじさん見ても、通行人含め全スルーしていく勢いで話かけねぇしな…
つうか言葉わかんねぇ…
日本人メンタリティでは出会いの物語は展開されないのだ
ぼく<もしかしたらワイ、すごーく強いのかもしれない。外に出てモンスター狩りだべ
だが考えて頂きたい
ドラクエ3のガチムチマッチョの戦士でさえHPは18、一人ではスライム4匹に囲まれたら殺されるのだ
100m走を走れば息切れし、ベンチプレス60kgを持ちあげた程度でプルプルするような人間がモンスターに勝てるだろうか?勝てない
現実基準に直せばヘビー級ボクサーのマイクタイソンでさえ、さまよう鎧には惨殺されるし暴れざるに殴られたらミンチになって今晩のおかずはメンチカツよ!
ついでに言ってしまえばHPが半分(半死になってる時点で戦闘を継続できるだろうか?激痛で無理)
なぜ、勇者が勇者なのかを考えて欲しい
ふつーの人は一番弱いモンスターに勝てないんです。だからモンスター(怪物)なんです
ふつーの人がモンスター狩ってお金もらえるんならお金の価値なんてケツをふく紙程度にしかならないんです。
ぼく<スライム殴ったら腕が溶けた…血が止まらねぇ…いてぇ…うへ…死ぬ…
人生の終わりってこんなもんかね…
こっそり外出てるから都合よく助けてくれる人なんているわけないしな…
ガクッ!残念!ぼくの冒険はここで終わってしまった!
ぼく<大人しく英雄を用意しよう…そうしよう…
魔王と対立させるんならやっぱ村焼かれたりするくらい酷い目にあわせないとダメだよね
子供時代に村焼かれる→生き残ったら奴隷商人に捕まって戦奴化→色々戦ってチャンピオン化
→なんやかんやあって傭兵になって戦う→1000人切り達成
この辺まで来てようやくラスボスの勢力の雑魚と戦える実力に至ると判断(ラスボスに会ったら瞬殺されます)
つまりここがゲームのスタートライン
ここまでの経験をした人物(英雄)なら何となく性格も想像つきそうである
ぼく<英雄って大変なんやね…これならハーレムでも仕方ねぇなって思いますよ。はい
龍とのタイマンをシーンに入れるとなると戦闘経験がもっと必要になるな…
ここからはラスボスや龍との実力差を埋めるためのシナリオを考える必要がでてきました。
しかし、やはりペンは途中で止まる
ぼく<よくよく考えたらこの世界は他に何があるのか全くわからん!
ラスボス周りの設定と最初の町くらいしか考えていなかったため
途中でどんなイベントが存在するのかが全く思いつかないのである。
ぼく<そもそも別の町があったとして徒歩何分だよ…わかんねぇよ…
国…?世界にいくら国があるのが妥当なんだ…?わかんねぇよ…
そもそも国があるなら戦争は絶対あるよな…?国境…?戦力…?わかんねぇよ…
戦術とか技術や魔法体系を考えるとなると地形…?山…川…海…森…谷…?わかんねぇよ…
思っていた以上に何もわかんねぇ…なんなんだよ…これは…どうしろっていうんだよ…
実は作者は黒歴史の同人小説を書いた事があったので、その勢いで書けるものだと思っていた。
他人の作った設定に背乗りするならいくらでも文章書けるのだが
自分で作る設定では一字すら書けないという始末
シナリオが破綻した瞬間である
思っていた以上に世界観を描写するのは難しいのである。
実際、書けなかった
ぼく<とりあえず地図書こうか…地形さえ分かれば国同士の対立関係とか整理しやすくなるはず…
リアス式海岸…山脈…気候…砂漠…おい…なんか深みにはまってきたぞ…
砦はどういう地形に建設するのが〈ry
地図も書けなかった
思っていた以上に作者は浅学だったらしい
というぼやき
投稿予定のハイファンタジー小説1話目の小タイトルを述べると
~英雄転生~ラスダンで死んだらスケルトンになってました
今風に言うとこんな感じだろうか(笑)