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(10) 小型ボート

読者の皆様、お待たせいたしました。

これより、第10話、始まりま〜す。

建物を出た2人は、人に出会える可能性を求めて、すぐに周辺の探索を開始する。

しかし、辺りを見回してみても、周囲に見える物といえば、低木と草が生い茂る藪が広がるばかりであり、肝心の人の姿はおろか、建物すら見当たらない。



「周りにあるのは、藪だけか」



やはり、この場所には、人はいないのかと落胆し始めている和馬の横で、雄太が何かを見つけたのか、声を上げる。



「おっ!見ろよ。和馬君。あの低木に紛れて、何か建物があるぞ」



「えっ?どこですか?あっ!本当だ。いや、でも、あれは……」



雄太の指差す先には、確かに、生い茂る低木の陰に隠れる様にして、幾つかの民家が点在している様子が見えるが、そのどれもが傾き、酷く損壊している状態から見て、とても人が住んでいる様には見えなかった。



「雄太さん。確かに、あれは家ではありますけど、あれじゃあ……」



「ちょっと、ダメっぽいな」



壁や屋根をまるで覆い隠す様に絡みついた、葛などのツル植物と周囲を取り囲む様々な樹木によって、正に呑み込まれ様としている家屋を見つめながら、2人は、大きな溜め息をつく。



「あ〜。がっかりですね」



「だよな。この一帯は、点在している家の数から考えて、以前は、集落か何かだったみたいだけど、もう随分と以前に、集団で人が出て行ってしまったんだろうな」



「集団移住した後に残された集落って訳ですか」



「ああ。そうだな。いったい、どんな理由で、ここを出て行ったのかは、分からないけど、この建物も、いずれは完全に緑に呑み込まれて、土へと返っていくんだろうな」



「ああ〜。結局、この周辺も人は無しか」



「まあ、まあ。和馬君、そう落ち込むなって。どうせ、この先、人に出会えるチャンスは、あるだろうし、何だったら、一応、この場所を知る為の手掛かりだけでも、調べておかないかい?」



「そうですね。もしかしたら、何か分かるかも知れないですよね」


この後、和馬達は、藪へと分け入り、半壊した家屋を小1時間に渡って調べてはみたが、結局、現在地を知る為の手掛かりは何も見つからず、全くの空振りのまま、この場所を後にする事となった。

海岸線へと戻る為、進路を塞いでいる、密生した低木の枝をかき分けつつ、来たルートへと戻り始めていた時、今度は和馬が、別の建物を発見し、慌てて指を差す。



「雄太さん。あれを見て下さい。ほら、あそこに別の建物がありますよ」



「ん?あっ!本当だ」



和馬の指差す先には、白いコンクリートブロックで組み上げられた、倉庫らしき建物が建っており、外観から見た所では、屋根や壁も傷みは少なく、割ときれいな状態の様だ。




「あれっ?あの建物には、気が付かなかったな。よし。和馬君、あの建物にも、行ってみようぜ」



「ええ。今度こそは、何か期待出来るかも知れませんね」



和馬達は、ここから、そう離れては、いない場所に建つ、倉庫らしき建物へと向かって歩き出す。



「和馬君。今まで見てきた建物と比べると、明らかに雰囲気が違うよね」



「ええ。これは、間違え無く、最近、人が来ていますよ」



目指している建物へと近づくにつれて、外観の状態の良さだけで無く、周囲の草木がある程度、刈り取られている状況から、どうやら、最近、この場所に人がやって来て、手入れをしていったらしいという事に2人は気付く。



「ほら、雄太さん。この刈り取られた木の断面を見て下さいよ。これは、明らかに、最近、機械で刈った後ですよ」



建物のすぐ側まで近づいた和馬が指差した先には、鋭利な刃物で切られた様な、細い低木の幹の断面が見えており、これは、確かに最近、草刈り機を使って除草作業が行われた事を物語っていた。



「確かに周りの草も綺麗に刈り取られているな」



「ええ。これは、間違え無く、ここに人がやって来ているでしょう。後は、あの建物の中に誰か人が居てくれれば、いいんですけど」



「そうだな。よし、和馬君。確認の為、建物の入口前まで行ってみよう」



今度こそ、人に会える事を期待しつつ、建物入口前へと近づいた和馬達は、この建物には、入口ドアが無く、そのまま中の様子が外側から丸見えの状態になっている事に気がついた。



「この建物には、ドアが無いのか。中には、人がいるのか?」



外から覗き込む和馬達の目の前には、漁網やブイなどの漁具が無造作に積み上げられており、その隣には、何やら大きな物が、ブルーシートに包まれた状態で置かれている。



「どうやら、ここも人の姿は無い様だな。ところで、あのブルーシートに包まれている物は、いったい何だろう?」



「さあ、何ですかねえ」


建物内に肝心の人の姿が見当たらず、かわりにブルーシートに包まれた、気になる物を見つけ出した2人は、確認する為に中へと入り、その物の前へと近づくと、シートへと手を掛けた。



「中身が気になりますねえ」



「そうだね。こうやって、無断でシートをめくるのは、何だか悪い気がするけど、でも、やっぱり気になるから、シートを外してみよう」



埃を被った状態のブルーシートを掴んだ2人が、そのまま、ゆっくり、横へと引っ張ると、シートは外れ、中に置かれていた物が姿を現した。



「へえ〜。こんな物が置かれていたのか」



外されたブルーシートの下から姿を現したのは、一艘の白い小型ボートであった。

大きさから見て、4人は乗れると思われる、その小型ボートは、牽引用トレーラーの上にロープで固定された状態で載せられており、船尾には、4サイクルタイプの船外機(船舶用エンジン)も取り付けられている。

更に、このボートを良く観察してみると、船外機の型式は古い様ではあるが、つい最近まで使われ、手入れも良くされていたのか、船体や船外機の状態も非常に良さそうに見える。



「このボートは、随分と状態が良いなあ。なあ、和馬君。これは、多分、持ち主が時々、ここにやって来て、このボートのメンテナンスをしたりしているんじゃないのかねえ」



「う〜ん。確かに、この建物周辺の手入れといい、このボートの状態といい、この場所に時々、持ち主が来ていると考えて間違え無いでしょうね」



「それなら、ここで待っていれば、持ち主に会えるんじゃないか?まあ、それが、いつになるのかは、分からないけどね」



「ははは。さすがに、ずっと、ここで待っている訳には、いかないですよ。ん?あれ?雄太さん、これって一体何だろう?」



雄太と話しながら、ボート内を調べていた和馬は、ボート内中央に、黒いプラスチック製の小箱が置かれている事に気がついた。

箱には、黒い蓋が乗せられ、何かの拍子で外れたりしない様にする為なのか、幾重にもゴムバンドが掛けられており、中身が気になった和馬は、ゴムバンドを外し、蓋を開けてみる事にした。



「おっ!これは!」



蓋が外された箱の中には、底へと敷かれた布の上に双眼鏡とコンパスが納められており、この2つについては、和馬達が所持してはいない装備品であった。



「これがあれば、探索にも役立つだろうなあ」



「装備品としては、加えたい品ですよね。でも、黙って拝借するのは、悪いしなあ」



「でも、欲しい所だよね。なら、後で返す事にして、一時的に借りておくか」



「そうですねえ。そうしますか」



持ち主には、悪いと思いつつも、一時的に借りる事を決めた雄太は、箱の中へと手を伸ばし、双眼鏡とコンパスを手に取った。


「それじゃあ、悪いけど、お借りします」



手にしたコンパスをズボンのポケットへと納めた雄太は、双眼鏡に取り付けられているベルトに頭をくぐらせ、双眼鏡を首から掛けた。



「よし。これで、良いアイテムが手に入ったな。さて、次に気になるのは、これか」



次に和馬達が注目して、覗き込んだ物は、ボートの船尾に取り付けられている船外機であった。



「やや大きめの船外機が付いているけど、これって動くのかなあ?」



「見た所、状態も良いし、整備されている様な気がしますけどねえ。ん〜、どれどれ」



船外機へと手を伸ばした和馬は、樹脂製エンジンカバーのロックを外し、両手でゆっくりとエンジンカバーを持ち上げると、傍らへと静かに置き、剥き出しになった燃料タンクを覗き込んだ。



「う〜ん。タンクの中は空か」



恐らく、ボートの持ち主が、イタズラや盗難される事を警戒しているのか、燃料は、全て抜き取られており、タンク内は空っぽの状態であった。



「エンジンの状態は、どうなのかなあ?おおっと、こいつは……」



和馬の真向かい側で、エンジン本体の確認をしていた雄太は、プラグコードが点火プラグから外されている事に気付き、直ぐ様、点火プラグのセッティング箇所を覗き込んだ。



「あ〜。ここも外されているな」



余程、持ち主は、盗難を警戒しているのか、絶対にエンジンが掛けられぬ様、点火プラグが抜き取られ、かわりにプラグ孔にねじ込まれた六角ボルトによって栓がなされている。



「随分と念入りに盗難防止対策がされているな」



「持ち主は、多分、用心深い人なんでしょうね。さあて、それじゃあ、また元に戻すとしますか」



和馬は、そう言って、エンジンカバーを手に取り、元通りにセッティングし直すと、次にブルーシートを船体へと掛け直した。



「さて、雄太さん。この後、どうします?」



「う〜ん。そうだなあ。もう、夕方になって来ているしなあ。どうするかな」



外も、やや陽が傾き始めている事から、時間を気にした雄太が、時計を見ると、時刻は、もう午後5時を回っている。



「もう5時か。このまま、先へと進むか、どうか迷うな」



既に陽は傾き始めているものの、外はまだ明るい状態ではある為、このまま、更に前進しておきたい気持ちの2人ではあるが、そうは言っても、何しろ、もう夕方である。

陽が暮れてしまう前迄に、そろそろ今夜、自分達が眠る為の寝床も確保しておかなければならない。

その寝床にしても、生憎と2人は、テントを持ってはいないのだ。

仮に、外にて、テント無しで寝袋に入って寝るとしても、急な雨の場合や夜間の夜露で体が濡れてしまう可能性もあるだろう。そう考えると、出来れば、雨の当たる心配の無い、屋根のある場所で休みたい所だ。

今、この条件に見合う場所があるとしたら、2人が立っている、この場所か、もしくは、すぐ近くにある廃墟のどちらかであろう。



「和馬君。今日の探索はここまでにして、今夜は、ここで休ませてもらう事にしないか」



「そうですねえ。確かに、もう、くたくただし、ここなら、今夜寝るにしても充分なスペースがありますしね」



「よし。決まりだな」



取り敢えず、今夜の寝床を決めた2人は、担いでいるザックを下へと下ろすと、まだ陽のある明るい内に少し早目の夕食を摂る事にし、ザックの中から、ベージュ色の紙箱を取り出した。

2人の今晩の夕食は、どちらもコンバットレーション(戦闘糧食)である。

実は、2日間続いていた缶詰の食事に少し飽き始めていた雄太の提案により、前日の装備品準備の際に、2人共、あらかじめコンバットレーションを用意していたのだ。



早速、和馬は、ザックの中から、小型ガソリンストーブを取り出すと、バーナー本体と加圧ポンプ付燃料ボトルを接続し、ポンピング(手動加圧) を行ってゆく。

次にマッチを擦り、燃料コックバルブを開けて、バーナー部分に着火させ、燃料噴射量を調整すると、バーナー部分は、たちまち激しい燃焼音を発し始める。

ここで、湯を沸かす為、和馬は用意したコッヘルに水を注ぐと、バーナー本体の五徳の上に、そのコッヘルを静かに乗せた。

湯が沸くまでの待ち時間の間に2人は、手にしたコンバットレーションの紙箱を開け、中からベージュ色のポリパッケージを幾つか取り出してゆく。

見た目には、アメリカ軍で採用されているMREにも、どことなく似た幾つかのパッケージの中から、1番大きなパッケージを開封すると、中からは加工食品が納められたポリパックとアルミ袋が出てくる。

実は、このアルミ袋の中には、生石灰とアルミ粉末を混ぜた発熱材が入っており、ここに一定量の水を注ぐ事で、急激に発熱反応を起こし、物が温められる仕組みとなっている。つまり、この発熱材を反応させた後、加工食品パックをアルミ袋に入れておけば、加熱される事で、加工食品が全体的に斑無く温められるという訳だ。

ここで、2人は、一連の手順を済ませ、食材加熱の始まったアルミ袋を下へと置くと、今度は、残り2つのポリパッケージを開封し、クラッカーとパンケーキのセット、インスタントコーヒーとレモンティーのパウダーパックをそれぞれ取り出した。



「さてと、ここは、やっぱりコーヒーかな」



「俺も、やっぱりコーヒーですね」



根っからのコーヒー好きである2人は、迷わずコーヒーのパウダーパックを選択し、開封すると、用意したマグカップへとコーヒーパウダーを入れた。



「おっ!どうやら湯の方も沸いたみたいだな」



先程から、火にかけていたコッヘルの湯が沸いた事に気付いた和馬は、ガソリンストーブバーナーの火を消すと、五徳の上に乗せていたコッヘルの柄を掴み、用意してある2つのマグカップへと、ゆっくりと湯を注いだ。



「ああ〜、この香りを嗅ぐと、何だかホッとするなあ」



たちまち、コーヒーの良い香りが、室内へと広がり、2人は、大きく息を吸いながら、思わず目を細める。

和馬が、上機嫌で、口笛を吹きながら、手に持ったフォークでマグカップ内を撹拌していると、先程から、加熱させていたアルミパックから、白い湯気が立ち上っている事に気付く。



「おっ!こっちも温まったみたいだな」



アルミ袋をつまみ上げた和馬は、半分程閉じていたチャックを開封し、手を火傷しない様、注意しながら、ゆっくりと加工食品パックを取りだし、封を開けてみた。



「おおっ。こいつは、旨そうだな」



パック内から取り出したトレーの中身を見て、和馬は、嬉しそうな表情を見せる。

立ち上る湯気の中から出て来た今夜のメインディッシュは、塩コショウで味付けされた鳥のモモ肉ステーキとミートソースであえたペンネだ。



「これは、当たりだねえ」



湯気と共に、美味しそうな香りが漂う中、和馬達は、さっそく温かい夕食を食べ始める。



「いただきます。さてと、おっ、これ旨いな」



「うん、うん、なかなか、いけますね」



「和馬君。こうやって、外でも温かい物が食べれるってのは、嬉しいよね」



「ええ。それに、たまには缶詰じゃないって所が良いでしょ」



「そうだなあ。確かに、ちょっと缶詰には飽きてきていたもんなあ。ところでさあ、和馬君。ちょっと話は変わるけど、今日の事でさあ……」



お互いに向かい合い、胡座を組んで座っている2人は、夕食を食べながら、今日一日の出来事について話し始める。



「和馬君。あの時、海岸で漂流物を拾っていたけど、何か解った事はあったかい?」



「ええ。漂流物の中に混ざっていた生活ゴミをチェックしたんですけど、ゴミに表記されていた文字は全て日本語でしたよ」



「そうか。という事は、ここが日本国内である可能性は高そうだね」



「ええ。それから、生活ゴミの大きさについては、手の平大の小さなゴミがほとんどで数の方も少なかったですね。大きなゴミが見つからなかった事を考えてみると、ここは、人の生活圏内から、随分と離れた所に位置している様にも思えます」



「確かに、人口が多い沿岸部の方がゴミの漂着が多そうだもんな。もしも、和馬君の言う様に、ここが人の生活圏内から離れているのだとしたら、この場所は、とんでもない僻地か、離島である可能性も考えなければならないという訳か」



雄太の言葉を聞きながら、和馬は表情を曇らせ、深く溜め息をついた。



「ええ。そうですね。それから、漂着物の中に竹が少なかった事が気になります」



「竹?ああ、確かにほとんど流れ着いてはいなかったよね。それで、竹のどこが気掛かりなの?」



「実は、漂着する竹って、川沿いに生えている真竹が川へと倒れて、流木として海岸に漂着する事が多いんですよ」



「へえ、そうなんだ。それで?」



「つまり、この海岸に竹が漂着していないという事は、付近に流れ込む河川が全く無いか、あるいは本土から随分と離れた島ではないのかという事ですよ」



「えっ?島?ここは、やっぱり離島なのか?」



「ええ。海流に乗って漂着していない事を考えると、その可能性が高いです」



「何だか、その話しを聞いて、自分達の置かれている状況がますます悪くなっていく様な気がするな」



「でも、雄太さん。これは、可能性ですから。まだ、そうと決まった訳じゃありませんし」



「そう……。うん、そうだよなあ。まだ、決まった訳じゃないもんなあ。よしっ。じゃあ、この話は、ここで終わりにして、話題を変えよう。ん〜、そうだ!和馬君の家族の話でも聞かせてよ」



「家族の話ですか。うちの両親はですねえ。え〜と……」



この後、食事を終えた2人は、家族の話から勤め先の話、更には趣味の話などで盛り上がったが、この時の話で、和馬は、雄太が独身者であり、両親や兄弟といった家族のいない生活を送っていた事を知った……。



「あ〜、何か色々と話をしたなあ。さあてと、今日は疲れたし、明日も早朝の出発になるから、そろそろ寝るとしようか」



「そうですね。もう、休みましょう。今日は、お疲れ様でした」



「お疲れ様」



それぞれ、用意した寝袋へと入った2人は、点灯させていた白色LEDランタンの照明スイッチを切ると、そのまま眠りへとつく。

今日一日、散々、体を動かし続け、すっかり疲労が溜まっていた2人は、すぐに深い眠りへと落ちてゆく。

こうして、探索の一日目は終了し、いつの頃か小屋の外では、静かに小雨が降り始めていた……。


最後まで、読んでいただきましてありがとうございます。

今回、文中にて、ガソリンストーブが登場しますが、僕がガソリンストーブの中で一番好きなMSRドラゴンフライストーブをイメージしています。


次回、第11話については、明日、投稿する予定です。

お楽しみに。

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