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作者: あよ

……。

私には夢があります。

あなたと一緒に暮らすことです。


………………。

…笑わないでください。

私は真剣なんですよ。


あなたは私のこと、好きですか?

そうですか、好きですか。

私も好きですよ。


恥ずかしい?

そんなことないですよ。

私達が好きあっているのは当然のことです。


…………………。

空綺麗ですねぇ。

もう夕方ですね。早いです。


え?

さっきのこと、本気かって?

私は真剣だって、言ったでしょう。


…でも、実現は難しいでしょうね。

困難です。困ってます。

本気だけど、出来ないかもしれません。


夢ですからね。

このくらいがいいんでしょうが……。

あーあ。


…どうしたんですか?

あっ

……………………。


珍しいですね、あなたからキスするなんて。

明日は台風かもしれません。

………………。


帰りたくないです、今日は。

このままふたりで消えてしまいたい。

…駄目ですよね。ごめんなさい。


どうしてあなたが謝るんですか。

私は傷つきます。

でも、あなたのせいじゃないんです。


…暗くなる前に帰りましょう。

明日早いんでしょう。

ほら。


……私は待てます。

大丈夫ですよ。

保証します。


百年でも待てます。


あなたが帰ってきてくれるなら。





























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