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見苦しい交渉

私ことキャサリンは、朝早く目覚めた。

エリザが運動用の着替えを持ってきてくれたのでそれに着替えた。

うん動きやすい半袖半ズボンであった。

タイツはないのと聞いたら、首を傾げられた。

あ、タイツないんだ。おしゃれなのに。ムッと口を膨らませていると。

メイドが土下座して謝ってきたので迷惑だから今後その対応やめてくれる!?って少し怒っておいた。

外でやられたら本当に恥ずかしすぎるし、KYシスターとか何も思わなそう。最低な妹だわ。勝手な想像を膨らませながら、朝食の間に誘導された。

バカディーとKYシスター、おしとやかな感じで綺麗な女性のキャサリンのお母親が大きな円卓のテーブルの椅子にかけていた。

エリザに家族構成聞いていて助かったわ。

「おはよう。キャサリン身体は大丈夫なの?」

「おはようございます。お母様。実は体はすごく体調が悪いんですの。」

「あら、学院はしばらくお休みになったら?身体が心配だわ。」

よし。作戦通り。このまま突っ切るわ!

「お母様、実は体調も悪いのもあれなんだけども、学院で学んでいた勉強の記憶もないんですの。。できれば半年ほど勉強をするためのお時間を欲しいの。」

お母様「あらまあ。サラマンダー国でも選りすぐりの最上級回復魔導師の回復魔法をかけてもらったのよ。あなた。どうなっているの?」

「なんと!いや!彼ほどの逸材がかけた最上級魔法だ!本当に記憶がないのか?」

「ええ、どういうことかわ分かりませんが、それにこの状態で学院に行くと悪目立ちすると思いますわ。できればお父様も学院をお休みすることについてご協力いただきたいでですわ。」

「わかった。でも大丈夫なのか。大の勉強嫌いではないか。家庭教師もどれも気に食わないと追い返していたのだよ。」

「・・・・・都合のいいことにその記憶もございませんわ。不幸中の幸いとはこのことですわ。」

何が都合のいいことにその記憶もありませんですわ!っよ!すごく無理やりじゃない!

バレるわ!これ!うん!もう苦しい!

「そんなことがあるのか。。いや、しかし半年は流石に」

「いいわ。キャサリン半年の休みのことは私から学院にうまく連絡しておくわ。いいわね。あなた。私もう決めちゃったわ。」

お母様!すごい!バカディーの言葉を完全に切って決めちゃったよ!確かにバカディーはバカだから確認いらないという考えは私も同じなのかもしれないわ。

「それで行こう。」

自分もそう考えていたように合わせてきたバカディー。うんこの家はお母様が一番強いのね。。


「また、みんなでお姉様を甘やかして!こんなの嘘に決まってるじゃない!なんで学院の記憶だけ都合よく消えるのよ!最上級回復魔導師の聖魔法よ!そんなのあるわけないじゃない!」

「おやめさない。もしそうだとしても学院で何か嫌なことがあったのかもしれないわ。その代わり、キャサリンには休みのスケジュールを立てて私に持ってくるようにしてもらうわ。それでどうかしらスーザン。」

お母様そういうことね、学院で嫌なことあったとかも考えてくれてたのね。優しいお母様だわ。一応学院で嫌なことあったかのような暗い顔をしてみた。

「ふん!もういいわ!みんなでお姉様だけ可愛がってればいいじゃない!」

KYシスターはご飯を急いで食べ始めた。大声で騒ぎ立てるなんて品がないわよ。KYシスター。と心で思った。私はKYシスターを無視して話し始めた。

「お母様、もちろんよ。一日足りとも怠ける気はございませんわ。半年間のスケジュールを立てて提出させていただきますわ。」

「あなた。スーザン。こんなに真剣に考えているのよ。信じてあげて。」

「もちろんだ。」

どうせすぐお母様の管理が辛くて学院に行きたくなるわ!」

KYシスターは納得していない様子だ。まあいいわよ最初っからあなたのことは誰も聞いていないわ。ていうよりお母さん管理厳しいんだ。まあ問題ないわ。本当に怠ける気など毛頭ないわ。

話しながら私は美味しいお食事を食べ終わり、スケジュールを立てに部屋に戻らせてもらった。

こっからが私の異世界もう勉強生活のスタートよ!!!!!

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