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現在の状況整理(1)

「お父様。彼女はわたし専属の使用人にしてくださる?」

「だめだ。家族と仲良く慣れないやつを使用人にはできない。それにいつもお前もあんな感じで辞めさせてるじゃないか。」

eeeeeeええええええええ!キャサリンそんなことで辞めさせてたの!?人間失格だよ !!

「ごほ、ごほ」わたしは、辛そうな咳払いをして言った。

「もうだめ本当に身体が辛いの。お父様と言い争う体力がないの今回はやめてお願い。」

と甘えてみた。一応家族には優しいのか焦りだしたバカディーは言った。

「わ、わかった!お前専属の使用人にしよう。おい!お前!今日からお前はキャサリンの専属の使用人だ!心して仕事をしろ!同じようなミスをしたら次はないぞ!」

「ありがとうございます!心して励みます!」

と泣きながら使用人が言った。

「キャサリン仕事があるからもう行くね。安静にするんだよ。何かあったらすぐ使用人に言うんだよ。」

と言ってバカディーは使用人を睨んで部屋を出て行った。

部屋が閉まる前にその使用人に見えるようにこっちを来るように手で合図した。

その使用人と私だけが部屋に残った。はぁ、なんかすごく疲れた。

とりあえず「大丈夫?」と声をかけた。

使用人の女性はすぐに涙を拭いて「大丈夫でございます。」と言っているが、

身体が震えている。

わたしはベットから起き出て、女性の手をとって「もう大丈夫よ」と言って優しく笑いかけた。

使用人は少し驚いた顔をして少しぎこちなく「ありがとうございます」と言った。

おそらくこの家の人間は一癖も二癖もあるのだろう。だから大丈夫と言われても安心なんてできないのだろう。可哀想に。わたしは使用人に声をかけた。

「あなたのお名前はなんて言うのかしら?」

「イクムム・エリザと申します。」

「いい名前ね。エリザさん一つお願いがあるのだけども聞いていただけますか。」

「エリザさんなんて滅相もございません!先ほどはありがとうございます!エリザとおよびくださいませ!私の知っていることでしたら全て答えます!」

「ありがとうエリザ。私は頭を打ってから実はすごく記憶がぼやけているのというよりほとんどないの。お父様みたときは初めは誰か分からなかったぐらいにね。。だから私が住んでいる場所の環境や学校の制度、そして何より私自身の人間がどういう人か教えて欲しいの。」

使用人は驚愕の顔をした。しかし、すごく考えて納得した顔をして話し始めた。

まず、この国は大陸の4大国家の内の1つ「サラマンダー」という貴族国家なのだという。

トップは「国王」で3人ほどいるらしい。

へぇ三人いるんだ。よく喧嘩しないのねと思った。

貴族は計777あるらしい。大当たりね。と言ったら困った顔されました。

貴族の中でランク付けがあってグランキャニオン家はなんと18位だそうだ。

当主が変わってから実は年々落ちてきているそうだ。うんバカディーが原因ね。

一見すれば誰でもわかるグッドアンサーね。

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