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シースライン-解放の約束-  作者: 伏桜 アルト&同居人
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基準の日

 最近、何にでも既視感を覚える。

 誰かが呟くように、何かをしようとすればアレはダメ、そっちに行っちゃイケナイと頭の中に響く声。

 いつもの日常なのに、選べば何が起こるのか頭の中に一瞬だけ未来が見えるようなデジャブ。

 今日、この日の朝もいつも通りに過ぎていく一日のはずなのに、もう何度も体験しているような。

 既視感の一つ一つを覚えていることはないけれど、それでも一つだけ心にはっきりと残っているモノがある。

 〝いつの日か、あなたが運命を変える〟

 誰かに言われたような気がするその言葉。それが心の奥でささやき続けている。

 普段は気にもとめない、儚い記憶の欠片。

 でも、私が誰かと交わした大事な約束。

 一体いつ、誰とどこで、そもそもその中身も分からない約束を、妙な感じで迎える今日は強く感じる……。

 運命を変える? どういうことだろう?


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