説明【いきなり高ランクで始まるのって冒険者の心得が身に着かない気がするんだけど気の所為かしら?】
ブックマークが一気に増えた……だと!?
テンション上がった勢いで色々ぶっこみました。後悔はしてない!(*`・ω・´)
「……という訳よ。」
「なるほど、やはり主様は素晴らしい御方でした。」
「うん…もうそれでいいわ」
あの後、秋穂に私が転生者だということ、この世界に来てまだ1ヶ月とたっていないこと、そして元男だと言うことを話した。男だと言った時
「主様は女性ではなく男性?いや、しかし今は女性…という事は……どういうことだ?あれ?」
と混乱してたので深く考えないように言っておいた。
「私らが魔物と殺りあってる最中にフェンリルを召喚して、挙句に名付けして王冠クラスの従魔にした……ねぇ…お前さんは『自重』って言葉を知らないのかい?」
ギルドマスター(グランドマスター?)にその事を説明したら呆れられたんだけど…仕方ないじゃない。好奇心には勝てなかったのよ!
「で?私達のギルド登録はどうなるの?」
「その前にまずギルドの説明からしようかね。リーフェン、頼んだよ」
「畏まりましたグランドマスター。」
そう言って私達の前に出てきたのは澄み渡った空のような水色の髪を股下まで伸ばしてポニーテールにして若草色の瞳をした20歳前後の「エルフ」の受付嬢だった。
「お初にお目にかかります。私は受付嬢チーフのリーフェンと申します。早速ギルドについて御説明させていただきます。」
その後聞いた話を纏めるとこんな感じみたい
・ゲームなどによくある依頼を受けて達成して、その報酬で生活する者達「冒険者」を取り纏める組織
・冒険者は10歳から(特例でそれ以下の年齢始める子もいる)始めることが出来、ギルドカードと呼ばれる身分証明証の様なものを持つことが出来る。
・ギルドカードは初回は無料で作製出来るが紛失、失効などで新たに作る場合は金貨1枚かかる
・冒険者にはランクがあり、一番下から
G→F→E→D→C→B→A→S→SS→SSS→EX→???
となるらしい。EX以上が???なのは今までEXランクは勇者だけであり、それを超えているであろう私に対しての相応しいランクを今現在会議で決めている所だから。らしい
・ギルドは余程の事がない限り冒険者同士の諍いには手出ししない。
・冒険者はBランクから「クラン」と呼ばれる冒険者同士のグループの様なものを作ることが可能で、加入条件と脱退条件、絶対厳守のルールを決めてギルドが承認すれば作れるらしい
・一定期間依頼を受けなかったり、違反行為等をしてポイントが溜まると除名、最悪犯罪奴隷になる(やっぱり奴隷とかいるのね)。ただしやむを得ない理由で依頼を受けれなかった場合、ギルドで審査してOKが出れば失効は免れる
・ルールを守って楽しく冒険!!
「なるほど?でも私魔物の数減らしてフェンリルを従魔にしただけよ?それなのにEX以上っておかしくない?」
「心配はいりません。勇者でさえフェンリルを仲間にする事は出来ませんでしたし、ましてや名付きにしてしまった貴方は充分EX以上に相応しいとグランドマスターに判断されました。」
「なるほどね。じゃあ秋穂も冒険者登録は出来るの?」
「はい、此方の宝玉に手を触れていただきますとその人に相応しいランクが表示されます。勿論、Gランクからコツコツ上げる方法もありますが。」
そう言って取り出したのは水色の大きめ(私の胸とおなzゲフンゲフン)な水晶だった。
「これに触れればよいのですか?」
秋穂が触れると水晶に「EX」と読める文字が浮かんできたが、それは酷く曖昧で今にも崩れそうな形をしていた
「どうやらEXよりも上の様ですね。恐らく楓様と同じランクになるかと。」
さすが神獣女王。平気でEXを超えてきたわね(自分のことを棚上げ)
「それから、Sランク以上の冒険者には二つ名を持っている方が多いですね。」
二つ名!なんとも厨二心を擽られるわね!
私も素敵な二つ名が付くように頑張らないと!
はい、毎度?ド安定?のチートな二人組でしたね。
因みにEX以上のランクの名前は既に決まってます
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