表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんだよ!2(仮)  作者: 剛田豪
第三章 魔王城編
68/68

祝!【誤字報告機能実装】記念!『鎧の新機能』の巻

 【お知らせ】

 なろう様『誤字報告機能実装』を祝し、今話タイトルを変更してお届けいたします。

 五両賞・・・ご了承くださいまし。

 俺は遂に魔王城へ辿り着いた。

 パーティーメンバーに置き去りにされながらも、一人でここへ来た。

 あ、正確には、おんぶしているリリスちゃんと一緒だ。

 幼女姿の超メジャー悪魔は、俺の背中でスヤスヤと寝息を立てている。

 どうせなら、大人ヴァージョンのセクシーリリスを・・・

 はっ!俺は何という事を考えているんだ!

 助けてもらった恩人?いや、恩悪魔に対して、なぜイヤラシイ事を考えてしまうんだ!

 俺のバカ!


 いや、でも・・・

 あのエロいリリスをおぶったら・・・

 寝ていて起きないリリスが、俺の背中にいたら・・・

 ブー!!!【警報】【警報】【警報】【警報】

「思考が【EエロV(バカ)I(淫行)Lループ】に陥りました。ご注意ください!ご注意ください!」

 鎧OSのロト子が警報を発した・・・

 なにやら新しい機能らしいのだが

 俺が森の魔力にヤラレて、ロト子へ欲情してしまった事への対応らしい・・・


 ちょっと前、ノル・ウエノの森での出来事・・・

「おおっ!ロ、ロト子!サイコー!!」

 俺は、ロト子こと『鎧OS=ロト11』の幻影に、サンオイルを塗るという建前で

 あんなこと(※1)や、こんなこと(※2)をしていた・・・

 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

【注釈】

(※1)R18ではないので、詳細は書けません。

(※2)主人公の人格が疑われるような、猥褻な行為。

 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

 ああ!もう!【注釈】ウザい!


 まぁ、実際は森の木々に抱きついて、撫でまわし、腰を・・・

 と、とにかく!木相手に格闘していたんだ。

 ブー!!!【警報】【警報】【警報】【警報】

 なんだよ!ロト子!

 俺はエロいことなど考えてないぞ!

「思考及び言語に【D(どんだけ)O(オブラートに包んだ)U  B(ウソばっかり)T(ついてんだ!)】が確認されました。ご注意ください。ご注意ください。」

 どんな警報だ!

 そして、どんな略語だよ!


 とにかく!俺は森の魔力に惑わされていただけで

 ヤラシイ事などしていない!

 もちろん、ヤラシイ気持ちも・・・

 ブー!!!【ダウト!】

 なんだよ!それ!

 もはや警報ですらないじゃん!


 しかし・・・エヘッ・・・

 リアルな幻影だったなぁ~

  ブー!!!ブー!!!【EVIL】!【EVIL】!


 で、まぁ、その・・・幻から醒めて気が付くと俺は荒野にいたんだ。

 森どころか木なんか一本も生えてない荒野に・・・

「ふん!全く世話の焼ける小僧じゃ」

 そう、そこには幼女姿のリリスが立っていた。

 聞けば、俺のあまりの奮闘ぶりに・・・

 ブー!!!【DOUBT】!

 あ、俺の全力の闘いに・・・

 ブー!!!【DOUBT】!

「・・・」

 ブー!!!【ドロー2】!

 なんだよ!それ!

 UNOかよ!


 つまりは・・・

 俺を見るに見かねたリリスが森を吹き飛ばして

 俺は脱出できたんだ。

 でも・・・

「魔王城の近くだというから、少しは楽しめるかと思えば・・・」

 リリスはご機嫌斜めで・・・

「余りにもくだらぬ!くだらなすぎて妾は眠くなったぞ」

 そう言って、荒野で寝始めてしまった・・・

 そのまま置いて行く訳にもいかず・・・

 俺はリリスちゃんをおぶって来たわけなのだが・・・


 さすが、というか・・・ナニ?この高すぎる城壁・・・

 そして、重厚な彫刻の施された門。は良いのだが・・・

『猛モンスター注意!』

『セールス、討伐者お断り!』

 などと、台無しなステッカーが幾つも貼られている。

『チラシ入れるな!』

 いや、そんな奴はいない・・・てか、どこに入れるんだよ!

『子どもが乗っています(^▽^)』

 ファミリーカーか!

『N〇K』

 おいおい、受信料払ってんのか?こんなところまで徴収の人来てんの?

『ヤ〇ト王子』

 ん?なにこれ・・・なんか子供が勝手に貼っちゃうシールみたいだが・・・

 スミマセン!昭和ネタは、やっぱ無理!


 あー『ビックリ』した!

 しかし、ホントにスゴイ門だな・・・

「地獄の門と呼ばれている・・・」

 ん?その声は!カイコさん!

「どこにいるんですか?カイコさん」

「門の扉の影だ・・・」

 そういえば、巨大な門の扉が人一人通れるくらいに開いている。

 ああ、ここから入れば・・・

「来るな!」

「え?」

「来ないでくれ・・・」

「どうしたんですか?カイコさん」

「今、私の姿を勇者殿に見られたくない・・・」

「って、どんな姿なんですか?」

「言葉にするのも悍ましい・・・」

「一体、何が?」

「私は・・・不覚にも魔物たちに囚われて・・・」

「え!大丈夫なんですか?」

「ああ、殺されはしなかったが、鎧を剥ぎ取られ・・・」

「な、なんですとぉ~!!!」

 ブー!!!【EVIL】!【EVIL】!

「す、すぐに助けに行きます!」

「だめだ!来ないでくれ!武士の情けだ!」

「べ、別に、カイコさんが裸だから、それが見たいからって訳じゃないですから!」

 ブー!!!【ダウト!】

「すぐ、イキます!秒で!」

「いや~ん!来ないでぇ!!!」

 カイコさんは、珍しく女性口調で叫んでいた。

 ごくり・・・

  ブー!!!【EVIL】!



【次話予告】

 誤字報告機能。

 うむ、素晴らしきかな新機能。

 救われるわ~助かるわ~


次回「ご褒美と罰ゲーム」


 本当に助かりました。

 前回予告でタイトル間違えていたもので・・・




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ここが原点!
【PART1】


異世界転生ってなんだよ!
~ゲームやらないアニメ見ないラノベ読まない男子高校生って変ですか?

↑↑↑
こちらもぜひ!
ヨロシクお願い致します。

part1 第21部
『明るい家族計画』
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ