表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんだよ!2(仮)  作者: 剛田豪
第三章 魔王城編
65/68

誰か駄作者に『挿絵』とは何か教えてやってくれ

 極悶島に上陸した伝説のヘタレ変態勇者ケント。

 単身魔王城へ乗り込む事態はどうやら免れた。

 国王軍も義勇軍もいないが、心強いパーティーメンバーが集結したのだ!


 超メジャー悪魔リリス。どーん!!!

 敏腕エージェント0073ジェームス。どん!

 白の騎士こと聖騎士セイントアベオ。ボッキーン!

 心は漢、体はナイスボディのお姉さん、黒の騎士カイコ。ボイ~ン!!

 そして・・・

 容姿端麗、頭脳明晰の超絶美少女・・・

 ダダンダッダッダン!

 天界史上最高の天才天使・・・

 ダダンダッダッダン!

 国民的アイドル!稀代のスーパースター!

 ダダンダッダッダン!

 スーパー魔女っ娘カレン様!!!

 ひゅ~るるるぅ・・・どん!どん!ど~ん!!!


 こらこら・・・なんでお前の時だけ花火上がってんだ?カレン!

 てか、ボッキーン!とかボイ~ン!ってなんだよ!

 どんな擬音だ!

 もう、『どん!』禁止!


「・・・とは言うものの、童貞アホヤンキーのせいで問題が発生しました」

 問題ってなんだよ?カレン。

 てか、なにそのコスプレ?メガネにスーツって・・・

 恰好から入ったキャリアウーマンみたいだぞ。

「せっかく上陸できた極悶島が

 二つに分割されてしまったのです(メガネキラッ!)」

「はぁ?俺は剣を軽く振っただけだぞ。確かに地面は割れたが、島ごと割れるなんて・・・」

「見てくださいケントさん、これが極悶島の衛星写真です(メガネピカッ!)」


挿絵(By みてみん)


 衛星写真って・・・

 なんだよ!これ!

 ゲーム画面じゃないか!

「いえ、これはG〇〇gle Earthの画像です。

 ファンタジーの世界なので・・・

 このように映ってしまうのです(メガネキリッ!)」

 いやいやいや、デザイン的にいろいろと問題あるだろ!これ!

 あと、メガネ光らせるのやめぃ!



「そして、これがケントさんが斬撃を放った後の画像です」


挿絵(By みてみん)


 だから!『どん!』禁止!

 てか、なにこのオッパイ?

「これは、リリスの波動でできたクレーターです。

 オッパイに見えるなんて、やはり、変態童貞の妄想力は凄まじいですね」


 で・・・このモザイクは?

 ポコ・DE・チン半島の先っぽが隠されるけど?

「ケントさんの斬撃により先っちょがズルむけちゃったので

 ストリートビューの『自動ボカシ機能』が作動したのでしょう」

 俺のせいで、半島の形変わっちゃったの?ズル剥けちゃったの?



「そして、これが現在の極悶島です・・・」


挿絵(By みてみん)


 オッパイ二つに増えてますけど!

「この『☓』マークは我々の現在の居場所です」

 乳首隠すコンプライアンスだろ!『自動ボカシ機能』でしょ!

 隠すなら、左乳も隠せ!


「二つに割れた極悶島。我々の立っている方を『極悶島A』、魔王城がある方を『極悶島B』と仮称します」

 いや、この地図、信憑性低くね?

「我々は『A地区』から『B地区』へ海を渡らなければいけません」

 どうせまた、魔物が出て来るんだろ?タコとかクジラとか・・・

 しかし、どっちもカワイイ感じのキャラだったが・・・

「この乳首ビーチクのある『A地区』から魔王城の『ビーチク(B地区)』まで危険を冒すリスクが増えてしまったのです!」

 結局、『ビーチク(乳首)』言いたかっただけかよ!


「で、どうすんだよ?」

「なんか他人事みたいに言ってますけど、ケントさんのせいなんですからね!」

 んなこと言われても・・・

「仕方ないですね、『アレ』を使いますか・・・」

 ん?『アレ』?

「今回だけですよ、次はありませんからね・・・」

 カレンは俺の鎧の下腹部にある『四次元ポシェット』に手を入れた・・・

「たらららったら~!『どこだってドア』!」

 おい!

 パクるにしても、もう少しヒネろ!

 ご都合主義にもほどがあるぞ!駄作者!

 そんなものがあるなら、空飛ぶ必要なかったじゃん!





【次話予告】

 ご都合主義のファンタジー

 それも現実、それでも現実リアル

 美女ばっかりのハーレムも

 天下無双のチートだって

 いずれは壁にぶち当たる


次回「異世界はそんなに甘くない」


 現実をナメテいるのは、やはり私なのだろう・・・(駄作者談)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ここが原点!
【PART1】


異世界転生ってなんだよ!
~ゲームやらないアニメ見ないラノベ読まない男子高校生って変ですか?

↑↑↑
こちらもぜひ!
ヨロシクお願い致します。

part1 第21部
『明るい家族計画』
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ