遂にカンケツ!
「ケントさん!知ってましたか?」
「ああ、ビックリだよ!今回で『完結』するそうだな」
「はぁ?何の話ですか?」
「ん?この『なんだよ!2(仮)』が最終回らしいんだが・・・」
「そんな事は、どーでもいいです」
「いいのかよ!」
「それより、今日が何の日か知ってました?」
「八月二十二日・・・やぁ、ふうふ・・・『ヤバい夫婦』の日か?」
「違いますよ!今日は『ちんちんの日』だそうですよ!」
「あるわけねーだろ!そんな日!」
「あるんですよ!今日は『ちんちん』連呼しても怒られないみたいですよ」
「いや、別に連呼したくないし・・・」
「わ~い!『ちんちん』!『ちんちん』!」
「五歳児か!」
「あれ?『ちんちん連呼』・・・略して『チ○コ』!」
「略すな!」
「変ですね、『ちんちん』はOKなのに『チ○コ』は伏字になっちゃうのは・・・」
「それこそ、どーでもいいわ!そんな事より『最終回』って・・・」
「ん~、『ポ〇チン』・・・これもダメか・・・」
「なんか、打ち切りの原因が分かった気がする・・・あ、ジェームス!」
「お呼びでしょうか、ご主人様」
「説明してくれよ」
「はい、本日八月二十二日は『チンチン電車』の日でございます」
「そっちじゃなくて・・・」
「ケントさん!『チンチン、ブラブラ』まで衆目に晒せるみたいですよ!」
「悪い、カレン、『ちんちん』の話は他でぶらぶらしてくれ」
「ぶらぶらということは『フルチン』という事でしょうか?」
「ジェームス、そっちの話はいいから、『完結』の説明を・・・」
「はい、『ケンカツ』とは、人気ドラマ『健康で文化的・・・」
「カンケツだ!『ケンカツ』じゃなくてカ・ン・ケ・ツ!」
「ええ!今日は『ケツカン』もOKなんですか!ケントさん!」
「それはダメ!漢字にしたら絶対ダメ!」
「なるほど、さすが我が主、『ケツ』だけに尻に火が付いたというオチでございますか」
「もう!いいわ!」
「では、『完結』についての詳細は、本文で・・・」
「これ、前書きだったのかよ・・・」
「わ~い!チンチン、ブラブラ!」
前書き『完結』。
で、セバスチャンこと諜報員ジェームスの回想・・・
「我が生涯に一片の悔い無し!」と、わたくしが女騎士様の爆乳の余韻に浸っていた時の事でございます。
気が付くと、わたくしは大勢の御婦人に取り囲まれておりました。
「このジジイ、今、騎士様の胸を揉んでたわよね」
「ええ、『ダメ!』と拒否る騎士様の胸を無理矢理・・・」
「きっと、コイツがあの『マダム・ラ・ブーフォン』よ!」
「インチキ臭い変装が、何よりもの証拠ね」
「みんな!気を付けて!コイツは不浄なアレを口に押し込んでくるわよ!」
「ああ、可哀想な聖女様・・・コイツは全女性の敵だわ!」
「そうね!私たちで懲らしめてやりましょう!」
「女の敵!やっちゃえ!」
「ブッ殺せ!」
わたくしは訳の分からぬまま、大勢の女性から殴る蹴るの・・・ご褒美を!
「なに喜んでんだ!ジェームス!」
「あんな爆乳の感触を味わった後に、これほどまでの素晴らしいプレイが待ち受けていたとは!諜報員生活二十五年、我が生涯に一片の悔い無し!でございます!」
「そのセリフ、そのうち怒られるぞ・・・」
「ただ・・・御婦人方の仰る意味が、わたくしには解らなかったのですが」
「それは・・・」
「それはですね、ジェバスチャンさん・・・」
「うわっ、名前をニコイチにしちゃった?カレン!誰だよジェバスチャンって!」
カレンは、ブラジャー事変の『あの事故』を、話モリモリでジェームスに伝えた。
「なるほど、そういう事でしたか・・・」
ジェームスのメモに、俺の黒歴史が追加された・・・
「そんな事より、すぐにリリスを連れ戻すのじゃ!ジェバスチャン!」
おい!スケベ王!アンタまで名前フュージョンすんな!
「なぁ、王様、なんでそこまでリリスちゃんにこだわるんだ?」
「それはじゃな・・・」
「これは、極秘事項、社外秘ですが、リリス様は封印された『禁書』の開示に欠かせない存在なのです」
「こら!ジェバスチャン!極秘じゃ!秘密の計画じゃろが!」
「あ、失礼いたしました。わたくしとした事が、『禁書』とはオッペンハイマー家に代々伝わるエロい本で、それが魔法によって封印されていて、それをリリス様に解除してもらおうという極秘計画を、つい口が滑って話してしまって、申し訳ありません、わが王」
うむ、この男、諜報員には向いてないな・・・
「リリスちゃんは、聖騎士アベオと一緒なんだから、無事に帰って・・・いや、でも、魔王城へ行ったんだよな・・・大丈夫か?」
「魔王城?・・・そうでした!皆さん!お伝えしなければならない大変な事が!」
「お!そうだ『完結』の説明だな、ジェームス」
「いえ、そんな話よりもっと重要な事態が・・・」
「苦しゅうない、言ってみぃ」
「何事ですか?ジェバスチャンさん!」
「実は・・・魔王が降臨したんです!」
「知ってる」
「知っておるが・・・」
「知ってますよ、ジェバスチャンさん」
「え?皆さん!何を落ち着いているのですか?大変な事態ですよ!」
「まぁ、そうなんだが・・・」
「そうですね、王都中がその話題で持ち切りですよね」
「そんな事よりじゃ、『禁書』の開封を急がねば・・・」
「皆さん!もう一度言いますよ!『魔王が降臨した』んです!」
「だから知ってるって」
「ええ、知ってますよ、ジェバスチャンさん」
「儂は『禁書』が早く見たいのじゃ!」
「皆さん!『魔王降臨』ですよ!『魔王降臨』!『魔王降臨』!」
以上、【第二章『魔王降臨』編】完結。
「ん?なにこれ?なんだよ!この終わり方!」
「まぁ、駄作者のことですから、一~二話で終わるはずの『ブラジャー事変』引っ張りすぎて話数が増えすぎちゃった的な、ここらで終わらせておこう的な拙策なのでしょうかね?」
「いやいや、それにしても酷すぎんだろ!」
「まぁ、次の『第三章』で私、魔女っ娘カレンちゃんが大活躍しますから、そこで挽回ですね!」
「え?まだ続くの・・・」
「はい!『第三章 魔王城編』突入です!」
「今度は、ちゃんと『魔王』登場するんだろうな?」
「さすが、ヤリ目ケントさん、鼻息荒いですね!」
「せめて、『魔王城』の中には入れるんだろうな?突入するんだろうな?」
「さて?どうでしょう?少なくとも、『美少女魔王』にケントさんの不浄なモノは『突入』しないでしょうけど・・・」
「もう、打ち切りにしろ!この駄作!」




