#00.前夜
流血系がダメな方は見ないほうがいいかもしれません(^_^; 一応ジャンルは学園モノ?
路地裏に佇む人影。
数十年も前に見る写真のような、セピア色の髪。
何かを見下ろすその虚ろな目は、何かをやり遂げて落ち着いているような目。白い制服姿ではあるが、その白い布地には、どす黒く、赤い模様がついている。
不規則に散らばったその花は、服だけでなく、壁や地面、落ちているタバコの吸い殻にさえも反映していた。
返り血。
不似合いなその姿が手に持つ物。路地裏の闇に包まれながらも、妖しく光る。
刀。
なぜこんな少女が、刀を?
その理由を考える暇も与えられず、俺の目の前は赤く染まっていった。
最後の力をふり絞り、両手をついて立とうとする。
地面に手をつく事は出来なかった。
そうだ、俺に腕は無かったんだっけ…。ついさっき失ったんだよな。
なんでこんな事になったんだろう…
復讐。
俺の脳裏に光る二文字。
復讐?俺が復讐をするのか、されてるのか。
よく分からないな…
初投稿の力無き物語の前触れでした。笑 えっと、一応本編は学園系の流血沙汰な雰囲気かもち出す予定ですが、少々暴力な感じになるかもしれませんι あー、結局は独り言になるんでしょうね、ここ(笑 感想とか貰えたらやる気でます(笑)