プリンセス・エキストラ
来世というものがあるそうです。私の来世は、可哀相な皇女様なのだそうです。戦争で婚約者を失い、悲しむ間もなく求婚者が現れ、その求婚者が3人もいて、それがまた蛮国の王子、婚約者の仇、魔族という最悪の顔ぶれであったという、可哀相な皇女様。結婚を嫌がって大陸外に逃亡するのは仕方のない話です。因果応報、前世の私が責任を取って身代わりを務めることになりました。……不幸な皇女様には悪いのですが私としては大変ラッキー。身代わりをやり切って、必ず報酬を手に入れます!
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。