表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

誰もいないアルプス席

作者:まるくん
 岐阜県の山間にある県立A高校が、奇跡的に甲子園出場を果たす。 有望選手もいない弱小野球部の快挙に、町は沸き立ち、学校は寄付集めと応援団の準備に奔走する。 主人公・渡会美鈴は野球に興味がない女子生徒。炎天下の募金活動や、バスでの遠征を通じて、仲間との絆や「応援することの意味」に触れていく。

 甲子園当日、応援団を乗せたバスは大渋滞に巻き込まれ、試合開始に間に合わない。 ラジオ越しに試合を追いながら、バスの中で校歌を歌い、念力を送る生徒たち。 やがて甲子園に到着した彼らが目にしたのは、延長戦に突入した奇跡の試合と、誰もいなかったはずのアルプス席に響くトランペットの音だった。

 最後の攻撃。声を枯らして応援する美鈴と珠江。 しかし、ダブルプレイで試合は終わる。 青空の下、涙を流す美鈴の目に映るのは、蔦に覆われた甲子園の静かな姿だった。
2025/08/15 22:15
2025/08/15 22:16
2025/08/15 22:17
2025/08/15 22:18
2025/08/15 22:19
2025/08/15 22:20
2025/08/15 22:21
2025/08/15 22:22
2025/08/15 22:22
2025/08/15 22:23
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ