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ゲーマーから、似非小説家もどきに転身した者が、小説家になろうというサイトに投稿を始めて最近感じた事

作者: Ayuwan

始めてエッセイを書いてみました。


執筆の合間にちょっとずつ書いてました。まあ、だだの感想文です。息抜きに読んでやって下さい。

 自分はこのサイトで小説を投稿し、記載させて頂いているAyuwanと申します。


 このサイトに投稿を始めて、後数ヵ月で一年経とうとしますが、ここで私が今、感じている事をちょっと述べようかなと思い付きまして。


 まず、自分が投稿を始めた経緯から話そうと思います。


 私は昔から俗にいう生粋のゲームオタクで、他は漫画や洋画は大好きでしたが、余り小説を読む事はありませんでした。

 まあ、ゲーム関連から三國志や戦国時代の武将といった小説や、かまい○ちの夜にどっぷりとハマり、ミステリー小説を一時、読みあさった事はありましたが、ライトノベルというジャンルには触れた機会は殆どありません。

 (これもゲーム関連で、ロー○ス島戦記は夢中になって読んだっけ……これはライトノベルになるのかな? 元がかなり昔の小説なので、状態が良い物を揃えるのにはかなり苦労しましたが……笑)


 そんな自分ですが、あるオンラインゲームで、いわゆるフレンドとなった人のキャラクターを、助っ人として利用できるシステムがあるのですが、このキャラクターに自分が考えた文章をクエスト中に発言させる事ができるのです。

 それが凄く楽しくて。こいつは冷静沈着なしぶいおっさん設定にしようとか、この子はツンデレな娘にしようとか、こいつは別の世界から迷い込んできた天然キャラにしようとか。


 すなわち、自分が考えたキャラクターに命を吹き込む。新しい世界を考える楽しさを、このゲームを通じて自分は得る事ができました。

 元々、たくさんのRPGをプレイしてきた私は、昔からよく脳内で好きなシナリオを妄想するのが好きだったので、次に、昔に妄想していたそれを、適当にアレンジしてノートに書き殴りました。


 それが妙に楽しくて。


 何話か書き進めては、ひとり読んでニヤニヤする。それがゲームに変わるお金の掛からない新しい趣味となったのです。


 そうしている時、家族の大の小説好きの人から、この小説家になろうの存在を教えて貰いました。


 もう社会人となって交遊関係が狭まった自分が、自ら書いた小説を自分以外に読んで貰える機会など全くなく、よくて家族くらい。なので、本来であれば自分以外誰にも読まれる事なく、いずれ消えてしまう定めだった自分の小説もどきが、他の誰かに読んで貰える。


 それはとても魅力的で素晴らしい事だと思いました。


 早速、アカウントを取った私は、まずシステムを理解する為に、即興で考えていた脳内妄想のひとつを、現実恋愛のジャンルに投稿を始めました。


 まあ、ただ、自分自身が面白いと思って書いただけの物で、殆ど小説を読んだ事のない自分に、文章力は勿論なく、内容もいわゆる、なろうで流行っているテンプレではなかったので、評価は散々でしたが……(笑)


 それでも誰かに読んで貰えている。そう思えただけでとても嬉しく感じたものです。


 そして今、自分はハイファンタジーのジャンルに投稿をしています。相変わらず、おそらく文章力が足りなく、内容はただ自分自身が楽しく、面白いと感じるだけの物なのですが。


 でも、それで満足でした。だって自分が好きで、趣味として書いているんですから。


 よく言われている、ブックマークが付かないとか、評価してくれないとか。気にしないといえば嘘になります。

 勿論、ブックマークがたくさん付けば嬉しいし、評価されれば凄く喜ばしいと感じるものです。高評価されればされる程、よりたくさんの方々に読んで貰えるのですから。


 でも、現実はそんなに甘くはありません。いくら面白いと感じた物であっても、それは自分がそう思うだけであって、全ての人がそう思ってくれる訳ではありませんから。自分が好きなだけで書いている内容だったらなおさらです。


 だから、私はブックマークや評価など必要以上に気にしないように心掛けようとしました。有り難い事にこんな私の幼稚な脳内妄想の小説でも、ブックマークをしてくれている人がいる訳なのですから。本当に自分以外の誰かに読んで貰えてると実感できて、とても嬉しく感じます。


 そう考えながら、執筆をボチボチと気の向くまま、進めてきたのですが……。


 投稿してもブックマークが増えない。評価されない。それは特にいいのです。余り気にしないようにしているつもりですので。

 だけど、ブックマークが減る。せっかく貰えた評価が取り下げられる。


 これだけは……さすがにへこみますね。一体、何がダメだったんだろうって落ち込んでしまいます。

 特にコツコツと地道に貯めていく。そういった収集癖が強い私には、ものすんごいダメージです。


 それが原因で途中で筆を折ったなんて話をよく聞きます。そしてその気持ちもよく理解できました。


 少し沈んだ気持ちになった私は、同アカウントでなろうに投稿している夢野由芽乃さんにご意見を求めました。

 その返答は……。


「ぶっくまーく、評価? 何それ?」


 じゃ○りこをその名の通り、じゃがりこじゃがりこ、音を立てて咀嚼しながら、そう答えてくる由芽乃さん。


 ……ま、マジか……。


 ブックマーク、評価、そういった小説情報……いや、システム自体、全く興味がなさそうな返事でした。そういえば、彼女からそういった愚痴を一言も耳にした事がありません。

 なので、一から説明してそれに対してどう思うか、もう一度聞いてみました。


「─っていうかさ。なんで小説家になろうに投稿してんの? そのブックマークが欲しいから? 評価が欲しいから? 自分が書いた小説を他の誰かに読んで欲しいからじゃないの? 私はそうだけど」


「い、いや、確かにそうなんだけど……」


「だったら、もうそれだけでいいんじゃないの? どうせ趣味で書いてるだけなんだからさ。自分が楽しかったらそれでいいじゃない。他の誰かに読んで貰えるだけでも凄い事なんだから」


 ─────


 全く彼女の言う通りです。ブックマークや評価などの小説情報ばかり気にして、本来のこのサイトの楽しみ方を忘れてしまってました。


 私は彼女に再確認させられました。


 同じ事を言いますが、私は自分が好きな妄想を小説にして読む事が、一番楽しいと感じる趣味となりました。

 そして本来であれば、それは自分以外誰も読んで貰える事なく終わってしまうものなのです。そんな自己満足である小説を、他の誰かに読んで貰える。そんな事ができてしまうのが、“小説家になろう”なのです。


 私と同じように、ブックマークとか評価に頭を悩まされている人もたくさんおられると思います。でも、そこは逆転の発想です。

 もう、自分自身が楽しかったらいいんじゃないでしょうか? と、私は思います。


 小説家になろうというサイトは、アカウントを取らなくても誰でも読めてしまうというシステム上、意欲的に見返りを求めて、執筆者が読者に小説を提供している場ではないと考えてます。


 執筆者が自分の小説を読んで貰えている場なのです。そう考えれば、とても素晴らしい場だとは思えませんか?

 だって、誰にも読んで貰える筈のない小説を、サイトに投稿するだけで、簡単に他の誰かに読んで貰えるんですよ。


 私は割り切って、趣味としての小説をノートに書く変わりに、なろうで書いて楽しむ。そう考える事にしました。


 まあ、何が言いたいのかというと、つまりはそういう事です。


 だから、もっと気楽にいこうかな……そう感じた次第でした。書き続けていればその内、何か良い事があるかも知れないし(苦笑)


 あっ、でも勘違いしないで下さい。これはあくまで私個人の考え方であって、そういうのもありですよ。と、意見を述べただけです。


 人はそれぞれ自分自身の考え方や、目標がありますからね。


 さて、駄文になってしまいましたが、私はこれからも趣味として、このサイトを利用させて貰う事にしました。


 マイペースで自分の脳内妄想小説を、のんびりと投稿していこうと思っています。


 気が向いたら、是非読んでやって下さい。


 …………そして面白いと感じて頂けたのなら、評価とか、感想なんて貰えたら嬉しいな~。←(何だ、結局宣伝かよ。笑)


「……もしかして、そのエッセイに自分の作品に対して、評価とか、感想が欲しいとかなんて、書いてないよね?」


 ──ギクッ……なんでバレたんだ。っていうか、さっきから美味そうに食べやがって! じゃがりこ一本寄越せ!


 ──じゃがりこじゃがりこ──うん? なんかこれ、微妙に甘いぞ?


「言っとくけど、それ、さつまりこですぜ……それと、きれい事言って、結局は宣伝してるだけじゃねーか!」


「……だって、評価欲しいんだもん」


「キモっ!! いい歳こいた人が『もん』とか言うなよ。キモいわ──さつまりこさつまりこ──」


「……食べる擬音を口に出して言うな!ってか、そんな咀嚼音、あり得んわっ!」


「はー? だって、これさつまりこじゃん」


 ……もういい。由芽乃さん。あんたと絡むと疲れる。(私もあんたと絡むと疲れる by由芽乃)


 とにかく、私は趣味として飽きない限りは執筆は続けますよ~! モン○ンの新ナンバリング。しかもスイッチで??──が出たら、あやしいですが……。


 そして自分が書いた。自分の作者名が刻まれた文庫本。書籍。それを望むのは、おそらくこのサイトに投稿されている殆どの執筆者の方々の最終目標でしょう。


 憧れますよね。自分の何かを、この世間に形のある物として残せるのは。


 私だって、夢くらいは持ってもいいじゃないですか。勿論の事、現実は遥か究極の高みですが……(笑)




 ただ、最後に一言。


 自分は意志が余り強い方ではないので、運営の方、要望としてですが、自分の目に自身の小説情報が、簡単に目に入ってこないような機能の設定って、お願いできませんかね? もしくは過去に貰えた、外されたり、取り消されたりで失ったのも含めての総計のポイント数を、表示させる機能の追加とか。


 いや、ホントに……。

 

 

宣伝も兼ねているかな……という訳で、よかったら私の趣味の小説も読んでやって下さい。


今後ともAyuwanと夢野由芽乃を、どうぞよろしくお願いしますね。

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― 新着の感想 ―
[一言] この小説家になろうは作品数が桁違いに多いので、余程の事がない限りは、ただ書いているだけで読んで貰えて云々という都合の良い事はありません。 まずは外向きの営業をされる事をお勧めします。
2019/04/25 21:27 退会済み
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