目次 次へ 1/9 プロローグ 人はどうせ死ぬ。 死ぬ為に人は生きている。 どんなに立派な人間でも、どんなにクズな人間でも、等しく訪れる抗えないもの。 それがいつ訪れるかは誰にも分からない。神のみぞ知る事だ。 けど、思う。 死には抗えなくても、死をずらす事は出来る。 死ぬ瞬間は、決める事が出来る。 自分の意思で。 倫理だのどうだの、くそくらえだ。 自分の命をどう使うも自由だ。 誰もが平等に持っている権利だ。それを他人にどうこう言われる筋合いなど、全くない。 人は理由があれば、死んでもいいのだ。