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ゼロ次元

作者: 54

SFとはちょっと違う感じだと思いますが、SFが一番近いと思いました。

 あるとき、世界が二次元になった。高層ビルも、電波等も、木も、全部、紙に描いた絵のようになった。

「この世界は、一本の線だ」

 そういったら、今度は一次元になった。丸い地球の中の広い世界は、長い長い一本の線になった。三次元に存在していたものは、見えなくなった。

「もしも、世界が点になったら、どうなるんだろう」

 呟くと、ゼロ次元になった。全てがひとつの点になり、何もかも目で捉えることは出来ない。

「やっぱり、三次元が一番良い」

というと、立体になった。

   ―――真ん中の、黒い点が。―――

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