そしてバトンは渡された
お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。
私の場合は小さいポリープの状態から婦人科クリニックの受診を続け、
「もちづきさん、紹介状を書くので〇〇病院を受診してみてもらってください」
と、中規模病院を紹介して貰いまして、
「もちづきさん、子宮エコーで診てみたのですが、今日のうちに子宮鏡検査をした方が良いでしょう」
ということで外来受診をしたその日のうちに子宮鏡検査、採取した組織片の検査結果を待つにしても早めに内視鏡手術で取ったほうが良いという判断の元、その日のうちにMRI検査まで実施。
「もちづきさん、癌の種類は非常に転移をしやすい癌ということもあり、あなたの今後の人生を考えた上でも大学病院で治療をしてもらった方が良いでしょう」
おじいちゃん先生から大学病院への紹介状を書いて貰うことになり、告知を受けたその週の木曜日に大学病院を受診。
木曜日に外来診療をする一人目の教授先生に対して、
「手術が翌月(日付は不明、最悪の場合は月末になるかも)になるとして、前の病院の先生から私の癌は非常に転移をしやすい種類だと聞いているのですが、その間に他の臓器に転移するという可能性も・・あるわけですよね?」
目をバッキバキにして訴えたことから、こいつは物凄く転移に対して恐れを抱いているのだなと判断されて、
「PET・CT(転移がないか調べる検査)をすぐに入れてあげて!」
ということで翌週の火曜日にはPET・CTを実施。
その結果、リンパに6ミリの転移の可能性があるということになり、
「もちづきさん、たまたま8月1日に手術枠が空いたので、手術を実施する形にしましょうか?」
二人目となる教授先生から直接お電話をいただく形になったんですね。
クリニックの先生から始まり、パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!とバトンが渡されることになりまして、私は無事に子宮諸々を全摘し、抗がん剤治療にまでこぎつけることが出来ました。ありがたや〜!本当の本当にありがたや〜!と、関わって下さった先生たちに感謝!感謝の状態なのですが、やっぱりですね、
「(手術が遅れて)転移とかしたらどうするんですか?」
あの時、目をバキバキにして前のめりになって質問しておいたのが良かったんだと思います。
もしも癌の告知を受けたなら、
「先生に任せておけば何とかしてくれるだろう。専門家にお任せ、お任せ、こちらが何かを言い出したとしても悪く思われるかもしれないもんなあ」
そんな風に考えるのはやめた方が良いと思います。
私の場合は手術、抗がん剤治療とスパン、スパンと決まったので、
「ちょっとセカンドオピニオン(現在の担当医とは別の医師から病気の診断や診療方針について第二の意見を聞くこと)」
という余地は全くなかったんですけれども・・
「癌の場所が問題で手術が難しい?」
と言われる場合はセカンドオピニオンを利用した方が後から後悔しないと思います。
「ちょっと様子を見ましょうか」
と言ってPET・CT(転移がないか調べる検査)の予約すら入れていなかったら、
「先生!私は転移の心配をしているんです!」
と、主張するか、セカンドオピニオンを利用した方が良いと思います。
生涯のうちに二人に一人が癌の告知を受けると言われている今の世の中で、ちょっとネットの記事を検索してみても、出てくる、出てくる。癌に罹患しましたという話が山のように出てきます。
そこで思うに、適切な処置をパンッパンッと行ってくれる先生に出会えていたら何の不都合もないのですが、
「うーん・・これは様子を今は見て・・」
癌に罹患している(可能性がある)のにこういう人に出会ってしまったのなら・・
「セカンドオピニオンを利用したいんですけど宜しいでしょうか?」
自分の予後がかかってくる話なので、他のお医者さんの意見を聞きに行った方がスッキリすると思います。更には、様子見、様子見で転移しちゃった人の記事を読んでいるとですね、
「癌に罹患しているのに様子見ってなんやねん!具体的な治療方針を今すぐに教えておくれー!」
と、感情移入しちゃうんですよ。
受診していると待合室に患者さんは多いですし、自分の意見なんか挟んでいる暇はないと思いがちですが、何かあるなら言ったほうが良いですよ。
「それじゃあ前と同じお薬を出しておきますので」
ここで診療が終わるとなった時には前のめりになって言っちゃいましょう。
「すみません、一つだけ質問があるんですけど」
傷口が痛いんだけど安静にするべきか、それとも普通に動いて良いのだろうかとか。完全に睡眠障害が出て来ているのでこういう形で眠剤を処方して欲しいとか。
「味覚障害が出て来たんですが、やっぱり亜鉛が下がっている感じですかね?」
とか。
一つだけと言いながら結局、結局、複数質問していたりするんですけど、
「一つだけ質問があるんですけど」
一つだったらそれほど長くはならなそう、一つ程度だったら全然聞きますよというお医者様の雰囲気を引き出すのにとっても都合が良い文言です。
そして、もしもあなたが癌の告知を受けたなら・・
「大変な病気に罹ってしまったし、今から安静にしよう!」
これはやめたほうが良いと思います。
安静に・・なるべく動かないように・・なんてことになると筋力はすっかり衰えますし、肺機能も衰えますし、気分もすっかり塞ぎこんで落ち込みやすくなるので、良いことは何もないですから!
色々と不安や恐怖もあるでしょうけれど、考えてもどうにもならないことには大きな蓋をして、やるべき治療に邁進していくのと同時に、
「体力作りはとにかく大事!」
筋肉は裏切らないんですよ。外に出掛けられるのならもちろん出掛けるんです(散歩・ウォーキング大事!大事!抗がん剤治療をしていると辛い日がそりゃあるんですけども、行っています!)。外に出掛けられなくても自分が出来る範囲で、軽―い筋力トレーニングだけでも行って、体の血流を良くしておきましょう。
あと、がん保険には入っておいた方が良いと思います。
結果から言うと、がん保険に入っていたおかげでお金の心配は全くしないで済んだ次第です。
そんなこんなで癌の告知を受けたなら、ああしたほうが良い、こうした方が良さそう。ああだったのよ、いやいや私の場合はこうだったのよと、ながなが載せさせて頂きましたが、こちらのお話は一旦終了にさせて頂きたいと思います。
追加で加えるのなら、抗がん剤治療中には皮膚トラブルが発生しやすいということで安いボディミルクを入浴後、全身に塗りたくっているのですが、今のところ皮膚トラブルは出て来ていないということ。
爪も初期からトップコートを塗って保護しているのですが、抗がん剤もうすぐ4回目という時点で爪の変色は始まっているものの、まだ割れたり反ったりはないので、ビタミンC入りのクリームを追加で塗りたくりながら様子を見たいと思っております。
こちらのお話を書いている間、励ましのメッセージや、私も同じように癌なのよ、親族が癌なんですというお話や、お医者様からも応援メッセージを頂くことになりました。皆さんのメッセージは私が思った以上に大きな力となり、私を前へと進ませてくれました。本当にありがとうございます。
そして数ある物語の中から『癌の告知を受けたなら』を選んで読んでくださった読者の皆様に心より御礼申し上げます。もっと面白い話が載せられたら良かったんですが、物語が現時点に追いついてしまったんですよね。
12月半ばには抗がん剤治療は終わることになるのですが、また何かおもしろいエピソードや、こうした方が良さそうだよエピソードがあれば追加記載したいなあと思っております!
もちづき 裕
癌の告知を受けた私の状況をコミカルに描いていきたいと思います。
癌を治療するにあたり、私としてはこうした方が良いのだなという部分をクローズアップして、
二人に一人が罹患すると言われている癌について、情報を共有しつつ、楽しんでいただけたら幸いです!
もし宜しければ
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よろしくお願いします!




