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展開が早いにも程がある

お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。

私のポリープちゃんは見事に成長をして子宮筋腫になってしまった?ということで手術をする日が二週間後に決定したので、そのことを家族に報告することになりました。

6月にクリニックから紹介状を書いて貰って、7月1日に〇〇病院を受診したわけですが、手術前検査まで行ってしまったというスピーディーさもさることながら、

「十四日手術? 十四日?」

 家で話を聞いていた夫と娘は驚いた。

「それじゃあ、またママ居ないの?」

 先月、実家に十日ほど帰っていた関係で父子生活をしていた十六歳の娘は、また母居ない、色々と大変。(掃除とか洗濯とか料理とか制服のアイロンかけとか)

「いや、まあ、予行練習はやっているから大丈夫だよ」

 夫は即座に、

「月曜にオペか、会社に休めるようにお願いするから」

 と、前向きに考えてくれたし、

「ママ、手術頑張って!」

 と、娘も応援してくれました。内視鏡でやるって言うし、三泊四日だって言うし、そんなに大変な手術じゃないと思うけども。


 七月一日(火)に〇〇病院を受診し、その約二週間後にオペ日決定ですもの。

「はえー、展開が早いってー」

 展開が早すぎて、麻酔科医の先生の面談が月曜だったのか、火曜だったのか、火曜だったのか月曜だったのか、訳が分からなくなっているところに来て、七月四日(金)に、

「もちづきさんですか? 〇〇病院婦人科外来ですが、もちづきさんは七日の月曜日に麻酔科の面談がありましたよね? そちらの方をキャンセルにして、午後二時半から婦人科外来に来て頂いて、先生の診療を受けて頂く形となりますが、それでも大丈夫でしょうか?」

 病院から電話がかかって来たってわけ。

「あっ!はい!大丈夫です!午後に外来の方に行けば良いんですよね?」

「はい、そうです。再診の受付を終えた後に、外来の方へ直接来て頂く形となりますが」

「大丈夫です!行きます!」

 こういう時って人間は二つ返事で了承した後に、

「うん・・これって・・どういった話があるのだろうか?」

 嫌な予感が広がっていくわけで、

「でも、ご家族も一緒に話を聞いてくださいとは言われていないんだけれども?」

 思わず夫に問いかけたらば、

「大丈夫!大丈夫!」

 夫も嫌〜な予感を感じながらも、

「ご家族を呼んでくださいって言ってないなら!大丈夫!」

 テレビのドラマでも、実際に告知をされた私のお友達も、

「絶対にご家族と一緒に来てください」

 と、告知の時には言われていたもの!家族も同伴だと言われていないんだから大丈夫に違いない!そんな風に考えていた私は大分、時代遅れだったのかもしれない。

 これほど夫婦共働きが増え、お仕事双方ともにとっても忙しいという時代になっているのに、癌の告知に家族の同伴はそれほど重要ではないのかも。


 だってね、これだもの。

「私たちなりに重点的に検査を実施してみた結果、悪性腫瘍が発見されました」

 ガーンっすわ!一人で告知受けてガーンっすわ!家族が同伴じゃなくても、告知って今では普通にやるんですね!


 そうして冒頭に戻るわけですが、令和七年七月七日、こんなに縁起が良い日もないという日に私は癌の告知を受けることになったわけです。おじいちゃん先生は言いました。

「普通は受診日初日に子宮鏡やMRI検査までやることはないのですが、これは私なりに非常に怪しい、何か問題点があって見逃してはならないと考え行った検査であり、その結果、患者さんにはお金の負担、お体の負担をおかけしてしまったことを申し訳なくも思っているのですが」

 いやいや、お金とかお体の負担とかどうでも良いですから!本当の本当に、そんなことはどーでもいいんですけれども!

「もちづきさんの場合、G3(グレード3)ですし、非常にハイリスクな癌だということが検査の結果からも出ています」

 は?それ、マジっすか?

 おじいちゃん先生は私の顔をまじまじと見ると、

「もちづきさんはまだお若いからねえ」

 と、言いました。転移の可能性を考えているの、良く分かりますよ〜!


「うちの病院では子宮癌の手術を沢山やっておりますし、その実績についても誇りを持っているところでもあるのですが、もちづきさんの場合は、その後の人生や未来を考えたらうちの病院ではなく、大学病院に行った方が良いでしょう」

 ふー、はー、ふー、はー。

「うちの病院と〇〇医科大学さんとは癌患者さんの対応を協力してやっておりますし、共同で研究もしているので太い繋がりがありますから」

 おじいちゃん先生は看護師さんの方を見ながら言いました。

「木曜日には予約取れるよね?」

「すぐにお調べします」

「それじゃあ、今日の夜に私の方で紹介状を書きますから、予約の方も取る形にするので、明日、もう一度こちらに紹介状を取りに来て貰えますかね?」

「予約は取れ次第お電話でご連絡しますが、今日は携帯電話の方は取れそうですか?」

「はい!はい!大丈夫です!」

 人間、こういった時には二つ返事しか出来なくなるんだな。

 こうして私は、

「もちづきさん、今週の木曜日に大学病院の方の予約が取れましたから、明日、紹介状の方を外来まで取りに来てくださいね」

 と、外来の看護師さんからお電話をいただくことになるのだが、

「はい! はい! 大丈夫です!」

 人間、こういった時には本当に! 二つ返事しか出来なくなるものなんだな!


癌の告知を受けた私の状況をコミカルに描いていきたいと思います。

癌を治療するにあたり、私としてはこうした方が良いのだなという部分をクローズアップして、

二人に一人が罹患すると言われている癌について、情報を共有しつつ、楽しんでいただけたら幸いです!

もし宜しければ

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