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癌の告知を受けたなら  作者: もちづき裕
抗がん剤編
29/45

思い込みの力を利用する

お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。

 現在、ネット上に載っていないのですが、腎盂腎癌が肺に転移しても克服をしたお医者さんの記事を思い出すことにしました。

「確か・・副作用については極力考えないようにして規則正しい生活を送り、可能な仕事は率先してやることにして、頭の中から『抗がん剤』『副作用』について除外するようにしてみたところ・・副反応をあんまり感じずに過ごすことが出来たと書いてあったような・・(うろ覚え状態)」


 癌の告知を受けた時にも、癌については極力考えないようにして(癌とか転移とか余命とかそういったことについては分厚い蓋で封印をして)いたわけですが、今度は抗がん剤の副反応についても分厚い大きな蓋をすることで、自分の体はどのように変化をしていくのかを試してみることにします。


 退院後、デカドロンが飲みきり終了となって胃の具合がグーッと悪くなってきたように感じたのですが、

「よし・・よーし!この調子でウォーキングを毎日続けてやるわい!」

 嘔吐しそうになった時に利用出来るように入院中に貰ってきたビニール袋(嘔吐時に使用)片手に外に飛び出すことにしました。


 そりゃもう滅茶苦茶気分が悪いし、胃が痛いし、体の倦怠感は凄いし、なんなら軽い目眩も感じているのですが・・

「行ってやる・・私は行ってやる・・普段と同じような生活を強行することで、一体どうなってしまうのかを自分の体で試してやる!」

 朝も早くからウォーキングに出かけて行ったんですね。


 初日は本当に具合が悪かったので、歩けるのも1キロ程度。家に戻った頃には這いつくばって肩で息をしているくらい酷い有様だったのですが、

「やってやる・・やってやる!・・自分の体で試してやるぜ!」

 無理やり普段どおりの生活を強行してみることにしたんです。


 食事の用意や片付け、洗濯などを日々のルーティーンとして、掃除については夫と娘に丸投げ状態。


 私の場合は腎障害を引き起こしやすいシスプラチンというお薬を使っているので、1日に1L以上は水分を摂取するように言われておりました。というわけでウォーキング中は500ml入る水筒を持ち歩いて頑張って飲むようにしました。


 退院後三日は下痢も続くし、胃も痛いしで、

「もう!寝よう!」

 辛くなったら寝る!を繰り返していたところ、

「あれ?吐き気とか全然平気なんだけど?」

 気が付けば退院後、一週間が経過。ウオーキングも30分、2キロちょっとをスイスイ歩けるようになりました。結局、ウェッと吐いたのも退院した翌日の一回だけです。


 抗がん剤治療中は脱毛もあったりするので外に出るのが億劫になるとは思うのですが、朝の散歩は朝日を浴びて体内時間をリセット出来ますし、体の血の巡りも良くなっているなあと実感出来ますし。特にお仕事をされている方は体力をキープするためにも!せめてお仕事が始まるまでの間は早朝の散歩を実施した方が良い!と思います!


 朝じゃなくて夕方でも良いじゃないか、夜だって良いじゃないか。うん、うん、分かります、分かります。だけどですね、抗がん剤治療中は倦怠感ものすごーいので、夕方?夜?

「無理、無理、今から出かけたくない」

 と、なっちゃうんですよ。だからこそ、

「やってやるぜー!」

 体の調子を整えていくためにも朝の散歩はおすすめです。一回は外に出ているし!ということで家の中に居ても罪悪感を感じずに済みますしね。


 さてさて、話は戻って胃の不快感と戦いながら退院後三日目を迎えることになったのですがとんでもなく痔が悪化。それは何故かというのなら・・

ぷっ ぴっ ぷっ ぴーん!!

 抗がん剤治療を行うと大概の人が副反応で下痢か便秘になるみたいなんですが、私の場合は下痢だったみたいで、カーレースのスタート音のようにおならが出たら、駆け出さないとまずい状態に。


 本当にどうかと思うのですが、おならがぷっぷっと出始めたらもう止まらない。

「うぉおおおおおっ!!」

 トイレに走って行くしかない。便秘になるよりかは下痢の方がなんぼかマシだとは思うのですけれど(お腹を開いているので、便秘を繰り返すと腸閉塞の恐れが出てくるため)一気に悪化したのが痔の症状。


「ギェエエエエエッ!!」

 痛い、本当に痛い。お外に出て来ちゃったら自分で完納しなくちゃならない。ここを無事に乗り切らないと痔核が壊死したり、肛門狭窄を起こしたりするので、まずは市販の薬をつけるとして・・抗がん剤治療の副作用で苦しい中、肛門科受診をしている場合ではないので、まだまだ痔核が小さいうちに早期治療を目指します。


 あとは後頭部や首の付け根のピリピリ感発生、そろそろ髪の毛が抜けていくのか?口の中(舌)がピリピリ、荒れてしまったような感覚。倦怠感。喉の痛みも少々あり。


 この時、口の中(特に舌が)ピリピリ、ピリピリ、痺れるような感覚が続いていたわけです。退院後四日目、

「ああ〜、寿司食べたいなあ〜」

 何でも良いから寿司食べたい、そんな欲求に駆られたのですが寿司を食べずに過ごしていたら・・

「あれ?あれ?あれ?」

 抗がん剤が味蕾を攻撃しているのか味の感じ方に変化が!

「カレーを食べても味がしない、まるで粘土でも食べているような・・これは何なんだ!」

 味覚障害が発生しちゃっているんだよ〜。

 


癌の告知を受けた私の状況をコミカルに描いていきたいと思います。

癌を治療するにあたり、私としてはこうした方が良いのだなという部分をクローズアップして、

二人に一人が罹患すると言われている癌について、情報を共有しつつ、楽しんでいただけたら幸いです!

もし宜しければ

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