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癌の告知を受けたなら  作者: もちづき裕
抗がん剤編
28/45

抗がん剤治療を受けて退院をしたのなら

お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。

 ちょっと細かい説明になるのですが・・

 点滴を実施している最中に薬剤に対する過敏反応インフュージョンリアクションによって、急性悪心・嘔吐・蕁麻疹などのアレルギー反応・呼吸困難・血圧低下・不整脈などが副作用として出る可能性があるみたいです。


 これが出ると使用した薬剤は合わなかったということになるので、治療方針を変える必要性が出て来るのですが、

「もちづきさんは今のところインフュージョンリアクションは出ていませんから」

 入院中、看護師さんにこのように何度も言われたところで、

「そもそもインヒュージョンリアクションって何なんすかね?」

 言われている意味が全く分かっていなかったんですね。

 退院をして、

「そういえば、あれってどんな意味だったのかしらん?」

 ネットで検索するまでの間は、看護師さんの言っている意味が分からなかったんですよねえ。


 幸いにも滴下中にアレルギー反応が出ることは無かったんですが、前述の通り私の場合は胃はやられてしまったみたいです。

 吐き気どめを処方して貰うのにやたらと手こずることになった私は、何とか家に帰ることになったのですが・・・

「あら・・これヤバくない?」

 処方された吐き気止めは10粒、次の私の外来受診は退院の12日後です。


 入院中は朝にデカドロンという炎症抑制作用と吐き気どめ効果がある薬を飲んでいたのですが、このお薬、薬剤師さんが言うには飲んでいる間はとっても元気でいられるんですけど、飲みきり終了となった途端に元気じゃなくなる人が多数出るっていうんです。


 このデカドロンのおかげで他院日の翌日には久しぶりに外出をしてうどんを食べましたし(とっても元気だったし、この後、半年は食べられないと思って豚しゃぶ坦々うどんを注文!)ケーキだって食べちゃいました!!完全に薬の影響でハイになっております。


 夕方までは元気いっぱいに過ごしていたのですが、薬が切れる頃合になって・・

「グェエエ!!!!!気分が悪い〜ー!!」

 家に帰宅後、胃痛増強、胃部不快、吐き気増大、それでは抗がん剤治療後、初の嘔吐をした感想を一言。

こわー〜!」

 やっちまった、ハイテンションになり過ぎて食べたいものを食べ過ぎた!!

 後悔先に立たずって言いますけれど、食べちまったものは仕方ない。


 それにしても怖い、怖い、怖い。ここから吐き気が酷くなり続けて食事も満足に取れず、水分も満足に取れずなんてことにはなりたくなーい!


 ここで腎盂腎癌が肺に転移しても克服したお医者さんの記事を私は思い出すことにしたわけです。


「確か・・副作用については極力考えないようにして規則正しい生活を送り、可能な仕事は率先してやることにして、頭の中から『抗がん剤』『副作用』について除外するようにしてみたところ・・副反応をあんまり感じずに過ごすことが出来たと書いてあったような・・(うろ覚え状態)」


 世の中にはプラセーボ効果というものがあるわけで、その薬が偽薬であったとしても、

「頭痛の薬ですよ〜」

 と言って飲ませれば、

「頭が痛いのがなくなりました〜!」

 思い込みだけで頭痛が消失することもあるわけで・・

「よし!思い込みだけでどれだけ副反応を抑えられるか!とりあえず挑戦してみるぞー!」

 ということで自分なりにトライしてみることにしました。


 入院中は吐き気を予防する内服薬としてデカドロン、ジプレキサを飲んでいたのですが、ジプレキサもまたとんぷく用に10粒処方されておりました。


 抗がん剤治療を行なっている方アルアルだと思うんですけれども・・

 抗がん剤治療の副作用の現れ方はそれぞれなのでとんぷくで処方される薬が多いです。症状が出て来た場合、自分で判断をしてお飲みくださいってことなんですが、

「そしたらコレどうしたら良いのよ?」

 吐き気どめ10粒とどう付き合っていくか考え込んでしまいましたもの。


 入院中に受けた説明によると、一週間ほどで悪心、嘔吐・食欲低下・全身倦怠感・便秘の症状が出てきてですね、その後、二週間目から三週間目に口内炎・下痢。三週間目から四週間目に手足の痺れ、脱毛、難聴の症状が出てくることがあるっていうんですよね。


 退院後二日目の朝、遂にデカドロンが無くなってしまった私は、処方された薬の袋を並べてプランを練ることにしましたとも。


「とんぷく扱いになっているけれど、夜はこのまま睡眠誘発効果もあるジプレキサを飲み続けて。朝はこれまたとんぷく扱いになっているプリンペラン(吐き気どめ)を退院後一週間は飲み続けてみよう!」


 プリンペランの問題点は効果が8時間、普通に吐き気が酷かったら朝・昼・飲まないといけない奴よ。

 次回、外来受診は退院日から12日後、退院日から19日後に2回目抗がん剤治療で再度外来受診という形になるけれど・・


「吐き気止め効果があるプリンペランをまともに1日3回飲んで行ったらあっという間に飲み切ってしまうことになる・・だとしたらここは・・ここはプラセーボ効果に頼るしかない〜!!!!」

プラセーボ効果、それは思い込みの力!!

「こいつ(プリンペラン)は夕方まで効果がある薬!!そういう薬なんだよね!!」

と、思い込みながら朝に内服をして、昼は胃薬の内服で誤魔化すという作戦ですね!


 私の場合は病院で処方された胃薬よりも市販薬の方が効果があったようなので、胃薬が飲みきり終了となって以降は市販薬で対応をしておりました。

 私の場合朝 プリンペラン(吐き気どめ)と胃薬と整腸剤  昼 胃薬と整腸剤 夜 胃薬と整腸剤とジプレキサ これで退院後10日間を乗り越えることにしたわけですが・・


「抗がん剤ってこんなに副反応起きるの〜?萎えるわー!」

 この後、怒涛の副反応が自分の体を襲うことになるなんて・・本当に抗がん剤治療って大変だな〜と思う次回へと続きます。


癌の告知を受けた私の状況をコミカルに描いていきたいと思います。

癌を治療するにあたり、私としてはこうした方が良いのだなという部分をクローズアップして、

二人に一人が罹患すると言われている癌について、情報を共有しつつ、楽しんでいただけたら幸いです!

もし宜しければ

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