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入院生活を振り返ってみるに

お読みいただきありがとうございます!よろしくお願いします。

 自分が働いていたことがあるので、看護師さんが手取り足取り何でも教えてくれるなんてことが出来ないのは重々承知しておりますので、

「今日、体を拭くのは家族が来てからやろうと思います。夕方頃来る予定なので、家族が来たらナースコールを押してタオルを持って来てもらう形でも大丈夫でしょうか?」

 と、日勤の看護師さんが来たら言うようにしておりました。


 術後一日目から三日目は熱いタオルで全身を拭くような生活を送るわけですが、初日は看護師さんに手伝って貰ったとしても、翌日からは、

「自分でやりまーす!」

 の方が、看護師さんも非常に助かるわけですね!


 家族が見舞いに来たら、体を拭いて、パジャマに着替えて、

「足のマッサージをお願いします」

 家族に向かって足のマッサージを要求しましょう。

 私の場合はリンパ節を郭清している関係で、

「もちづきさんは手術を行なった後に、足の浮腫が出て来るかもしれません」

 と、主治医の先生から説明を受けるほど、浮腫の恐れが大きい状態だったんですね!ということで血液の流れを良くするために術後のマッサージは有効です。簡単なマッサージの方法などはネットを検索すればすぐに出て来ます。


「見舞いということで来たは良いけれど・・何をやったら良いのだろうか・・」

 と、普段やったことがない『見舞い』に来たまでは良いものの、この後はどうすりゃ良いのだろうか?と、気まずげな家族もそれなりにおりますので、

「体を拭くのを手伝って!」

「足のマッサージをしてちょうだい!」

 自分の体にメスを入れてこっちは大変な思いをしているわけですから!見舞いに来た家族(身内)はドンドン!利用してしまいましょう!



「もちづきさーん、退院時にはどんなお薬が必要ですかー?」

 退院日が近付いて来たある日のこと、主治医の先生に言われた時にはキョトーンとしちゃいましたけれども、

「そうですねえ、やっぱり痛み止めは絶対に欲しいですし!まだいきむのが怖いので便通のお薬は欲しいです!」

 と、即座に主張しましたとも。


 むかーしむかし、私が勤めていた時には、

「はい!帰ったらこれをご自宅で飲んでくださいねー」

 で、終わっていた退院処方が、

「患者の意見を聞いてくれるなんて!」

 時代は変わったんだなあ〜。

 だけど意見を聞いてくれるっていうのなら、答えなくちゃならないって訳で、

「どんな薬が退院後、必要になるのか・・」

 今飲んでいる薬を見ながら、ぼんやりとでも考えておく必要があるのかもしれないです。



  言われていないけれど外しちゃう。

 それは鎮痛用のシリンジポンプについている電源の接続。充電式なので外してもピーピー鳴ることはないので、トイレに行く時は外し、病棟ぐるぐるの旅に出かける時にも外し、病室に帰って来たら接続。看護師さんから特段、説明は受けていないけれど、電源部分は外して接続してを自分でやらないとトイレにも満足に行けません。



  あちらが痛くなくなれば、他の部分が痛くなる。

 術後一日目は何もかもが死ぬほど痛いので、

「グアーーッ!」

 起き上がるだけで四苦八苦する訳ですが、その後、何処かの痛みがなくなれば何処かの痛みが強い。傷の痛みは大分良くなって来たけど、全身が強張ったようなこの痛みは何?状態が続きます。


「腰が・・腰がー!」

 慣れないベッドで腰が痛くなったりしたのですが、

「湿布を看護師さんに頼んでいたらいつ到着するかわからんもの、自宅から持って来た塗り薬を塗っておこう!」

 痛くなった時に、早急に対処して欲しいものではないですか!ですので、早急に対処出来るように鎮痛効果のある塗り薬を持って来ておいたんです。実際に腰は痛くなりましたので、即座に自分の腰に塗りましたとも。


 あと、体の節々が痛い時には丸めたフェイスタオルを体の下に入れたり、ゴロゴロしたりして痛みを分散していました。私は頭を上げるようにして寝ていた関係で枕は自分が持って来たバスタオル枕を使用していたので、横向きで寝る時には病院で用意された枕を背中側に置いたり、自分の足の間に挟んだりして楽を目指しておりました。



  みんなは癒されているけれど・・

「癒されるようにアロマスプレー買って来たからね!」

 と言って娘から渡されたラベンダーのアロマスプレー。枕にプシュッとやったり、化粧水の効果もあるので自分の体にプシュッとやっても良い代物を個室生活でも使用していたのですが、

「もちづきさんの病室の香りってなんなんですか?物凄く癒される香りがするんですが?」

 シーツ交換に来た看護師さんが言い出したんですね!


「えーっと・・もしかしたら娘がプレゼントしてくれたアロマスプレーの香りかもしれません」

「えええ!そうなんですか!いっつも、もちづきさんの病室に来ると良い香りだなあと思っていたんですよ〜!」

 え?そんな匂いします?

「もしかして匂いがキツすぎるとか?」

「いえいえ、そうじゃないんです。ただただ、ふんわりと良い感じで」

「ええ〜!」

 入院中、私が使用した個室はふんわり良い香りが充満していたみたいなのですが、私自身、毎日使っている関係からか、

「匂い・・するか?」

 全く鼻が匂いを感知しないような状態で、使用し過ぎて鼻が慣れすぎちゃったみたいなんですよね。訪れる方は、

「ああ!良い匂い!」

 と、感じるけれども当の本人はあんまり良く分からず・・ですが、ちょっとしたアロマスプレーは個室の癒しに丁度良いのかもしれません。



  余談ですが

 むかーしむかし、私が病院に勤めていた時には毎日、毎日、消毒!消毒!消毒!傷口は消毒!ばっかりしていたのですが、私の知らない間に創傷治療の革命が起きていたらしく、

「消毒する方がかえって傷に悪いんだ!滲出液を取り除かない方が傷は早く治る!」

 ということが判明し、創部がグジュグジュしてきたら水で洗い流すのが主流となっていたそうなのです・・ということを読者様から教えて頂く機会に恵まれました!ありがとうございます!

 そうか、だから病棟に包交車(消毒とかガーゼとか、色々用意したもの)が無かったのだな!と、改めて納得することになったのですが、

「昔と比べて変わっていることが多いんだなあ〜」

 と、今回の入院をきっかけに、医療の進化を目の当たりにすることになったのですが、それと同時に、

「早期離床!と保清!は、自分のペースでドンドンやっていった方が良い!」

 昔と変わらない部分はこれですね。


 早くからベッドを離れて歩くのと、いつ来るか分からない看護師さんを待たずに、

「私はこの時間帯に体を拭きます!」

 と自分で計画して行うこと。

 忙しい看護師さんのペースに合わせるのではなく、自分のペースで歩くのと、体を綺麗にすることを実践していくことは、

「いつ来るんだろう?」

 と、無駄に待つことがないので、ストレスの軽減にも繋がるのです。


 これから手術で入院する方がいらっしゃったら、しつこい程言っておきます!

 手術前までは、ちょっと高い機材を使ってでも呼吸訓練しておいた方が良い!何もなかったらないなりに呼吸訓練はした方が良い!術後、

「コホン・・コホコホ・・ゴホゴホゴホ!」

 こんな咳が出たら地獄の苦しみを長丁場で味わうことになりますよ!


 それから術後はベッドから離れて歩きましょう!出来る!あなたなら出来る!術前に歩けたのなら(足とか腰関係の手術でない限り)術後も歩けるのです!頑張れ!痛くても腸閉塞になるよりゃましよ!便秘解消にもなりますしね!


 それでは次回より退院後の七転八倒へと続きます。



癌の告知を受けた私の状況をコミカルに描いていきたいと思います。

癌を治療するにあたり、私としてはこうした方が良いのだなという部分をクローズアップして、

二人に一人が罹患すると言われている癌について、情報を共有しつつ、楽しんでいただけたら幸いです!

もし宜しければ

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