鼻くそ締め
みなさんお久しぶりです。1年半ぶりですね。今日も今日とてうんゲロしょんべんクソレシピのお時間です。
さて、いつも通り材料のほうを⋯⋯えっ? 「1年半も何してたんだ!」ですか?
実はイタリアに修行に行っていました。
いつもこうして皆さんに教えている私ですが、それでもまだまだなんです。本場には上がいるのです。そこでもっと深い技術を学んで来ましたよ。
ということで今回はコレ! デデン!
鼻くそ締め!!!
何でやってもいいのですが、だいたいお肉か魚でやりますね。今回はマグロの刺身でやろうと思います。材料はこちら。
・鼻くそ⋯⋯適量
・マグロ⋯⋯200g
マグロの刺身を鼻くそで覆って熟成させるのです。恐らく1人分では覆いきれないと思うので、家族や友人、片想い中のクラスのマドンナなどに協力を要請してください。
最低5時間は寝かせましょう。1週間くらい置いてもいいでしょう。
まずは5時間のものから。
いい感じに水分も抜けて、鼻くそのダシも入って美味しくなっています。ですが、それもほんのりといった具合で、味の決め手にはなっていません。醤油で食べましょう(※鼻くそを洗い流さない場合は鼻くその塩分だけで大丈夫です)。
次に、1週間寝かせたものを食べてみましょう。
5時間との違いは一目瞭然、かなり脱水が進んでいますね。カチカチでもはやジャーキーです。でもね、切ってみてください。
ほら、中はほどよく弾力のある生状態なんですよ。
あ、もちろん外の鼻くそは取り外してくださいね。カリカリになってますんで。口の中怪我しますよ。
醤油はいりません! 鼻くその塩分も旨味も全部マグロに移ってますから!
せっかくなので今日は鉄火丼にしちゃいましょうか!
あ、ちょっと待って! これかけましょ!
驚いてますね〜! 緑のカラスミじゃないです。鼻くそを溜めて成形して乾燥させたものです。これを削りかけるのです!
宝石のような鉄火丼に、星屑のような乾燥鼻くそ! 乾燥鼻くそは旨味の塊なので、多分ぶっ飛ぶと思います。どうぞ召し上がれ! ボナペティ!