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若葉色づき

旅立った君の姿 僕にはもう見えない


だけど僕は 君の居ない枯れ枝の若葉に春を覚えるんだ


凛とした君の声 僕にはもう聞こえない


だけど緑鮮やかな新緑の頃は 変わらず訪れるんだ


夏が来た


スヤスヤと眠る僕らの種の健やかなるを 日々願う僕に


ありし日の君のこえ 魂となって僕を揺さぶる


君に託すよ 私の子供達(たから)


皆で祝えよ 色づく秋を



わが君よ 君も散りゆく 想い残して


今、君が想うなら いつか伝わる


まだ君が願うなら 私は消えない


ゆるり流れる時の波間に 君来たるまで


そばに居る ねえ また星を見に行きましょう



「星空のドライブ」は、これで完結です。


この作品は自分に残したものです。


読んでいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 流れるような美しい文章は、詩という短い形式になっても健在ですね! 一文が短いとぷつりぷつりと途切れがちになるものですが、それを感じさせない力量は流石です! [気になる点] えっなんで? え…
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