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伝説回帰〜物語の終止符  作者: 旅の語り部
突然始まる冒険は手紙の送り主!?
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本編17【小屋で出会った謎の二人組】

 窟の中にいたフードを被った集団が去った後、しばらくパル達は安全になったと感じてパル達の行き先に先回りする事を考えて洞窟を出てメイロー樹海へと急いだ。メイロー樹海には一日かかり辿り着いた。メイロー樹海に辿り着いたテール達は、案内人をやっていたことのあるジュカイドが案内をしてくれた。ジュカイドの案内でメイロー樹海の中を順調に進んでいたテール達だったが、洞窟があった事を思い出してジュカイドに洞窟があった場所まで行こうと伝えた。ジュカイドは、「わかった」と言って洞窟まで歩いた。洞窟に着くとテールは旅の語り部の日記を見てみた。すると洞窟の中に手紙がある事が書いてあった。洞窟の中に入って奥まで行くとあの時の場所に手紙を見つけて手に取って書いてある内容を読んでみると、『あの人に・・・・・・あの人に会いたい!!』と書かれていた。テールは、あの時燃やされていた紙にこんな文章が書かれていたのかとこの時初めて知った。そしてテールは本能的に懐かしさを感じたのは一体なぜなのか?と不思議に思いながらも、もうすぐパル達が来るかもしれないので洞窟を出て次のエリザレス山脈へと向かう為にジュカイドの案内でメイロー樹海を抜けた。

 メイロー樹海を抜けたテール達は、そのままエリザレス山脈を登って行った。二回目となるとスムーズに頂上まで登って行くと少しだけ休憩を取る事にした。あの時と同じように休憩を取っていたテール達は、あの時には見えなかった山脈を越えた麓にひっそりと建っていた謎の小屋を見つけた。あんな場所に小屋があったことは、時を越えるまで気づく事が出来ていなかった。テール達は、休憩を取り終わると登って来た道の反対側の麓に下りて頂上で見つけた小屋があった場所へと歩いていった。しばらく歩き続けていると頂上で見た小屋が見えてきた。その小屋に近づくにつれて異様な雰囲気に包まれていて中から二人の人間が現れた。小屋から出て来た婦たちの人間は、テール達四人組を見て驚いていた。その謎に包まれている二人組は、テール達に「あの時の四人組なのか?」と聞いてきた。二人組の突然の問いかけだったが、テール達には二人組の言葉の意味がわからなかった。わからないような顔をしていると謎の二人組は、テール達を小屋の中へと招き入れた。二人組の後について小屋の中に入ったテール達は、目の前に置かれている本の数に唖然としていた。謎の二人組は、唖然としているテール達に話を聞きたいと言ってきた。テール達は、謎の二人に時を越える術を使って時を越えてこの世界にやって来た事を話した。テール達は、謎の二人は空想の話だと思うと考えていた。だが謎の二人は、テール達の話を聞いて「なるほど」と理解しようとしていた。そして謎の二人は、これまで自分達に起きた出来事を話し始めた。二人の話では、この二人はテール達と同じで時を越える術を使った事、その時の異変で過去の世界に行った事、パルという人間と旅をした事を話していた。テール達は、パルという名前を聞いて二人に名前を聞いてみた。すると二人は、自分達の名前を名乗ってきてオルドラとリメリアだと言ってきた。そして今頃この世界線では、パル達と魔法ゼルス討伐に向かっているはずだという事と時を越えた事で色々と分かった事をテールに伝えてきた。テールは驚いたがその事を聞いたテール達は、パル達の元に向かう為に小屋を出た。


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