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伝説回帰〜物語の終止符  作者: 旅の語り部
突然始まる冒険は手紙の送り主!?
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本編9【時間を移動できる方法は?】

 テール達は、そこに置いてあった紙を掴んで紙に書いてあった文書を読んでみる事にした。そこには、【あの時のあの笑みは・・・・・・時間を移動できる・・・・・・それで出来事を・・・・・・パル】と書かれていた。かなり昔に書かれていたのか文字が薄くなって消えかけている所もあって文章の内容が詳しく分からなかったが、最後のパルという名前だけは聞き覚えがあった。オスタリア図書館で見た英雄伝説に書かれていた英雄の名前と同じだった。英雄伝説には、この場所に来たという事は書かれていなかったのになぜここにパル達の名がある手紙があったのか?と疑問に思ってしまった。タリスタの方を見るとこの部屋にあった亡骸を見て涙を流していた。テール達は、タリスタになぜ涙を流しているのか?と聞くとタリスタは語り始めた。

 ここにある亡骸の一つは、サタスンという魔族の人間でもう一人はゼルスが長年探していた人間の匂いがすると言った。テール達は、パルの手紙を詳しく調べる為にアルカット神殿を出て学術都市オシエーテに向かう事にした。テール達とタリスタは、その部屋にあった二つの亡骸を神殿の外へと運び出した。そしてタリスタは、神殿の外に出ると手を合わせていた墓標近くの土を掘り返し二つの亡骸をその場所に埋葬した。テール達は、二つの亡骸を埋葬したタリスタに話を聞くと最初にこの神殿で起こった事を語り始めた。このアルカット神殿が、ゼルスが暗黒のオーラを持つようになった出来事の始まりだった事を・・・・・・タリスタが話し終わると時間を移動する何かを調べる為に学術都市オシエーテに向かって歩き出した。テールが歩き始めた後、神殿の影にフードを被った怪しい人間の姿があった。テール達は、その事に気づいていなかった。

 テール達は、学術都市オシエーテに行く為に元来た道を戻って魔王城跡まで戻って来ていた。魔王城跡まで帰ってきてすぐにタリスタは、ゼルスの墓標に祈りを捧げてサタスンの亡骸とゼルスが常に探し続けていた人の亡骸を見つけた事を報告していた。ゼルスに報告していたタリスタをそのままにしてテール達は、魔王城跡を探索しに行った。魔王の城を探索していると明らかに違和感のある場所を見つけてその場所の土を掘って行くと古くなっている箱を見つけた。テール達は、魔王城跡から祈りを捧げているタリスタの元に戻ってきてタリスタに古くなっている箱を見せた。するとタリスタは、何かに気づいたようで持っていた袋から鍵を取り出した。テール達は、タリスタに取り出した鍵の事を聞くと取り出した鍵はその箱を開ける鍵だとタリスタは答えた。テールは、その鍵を使って古くなっている箱を開けた。開いた箱の中には一枚の紙が入っていた。その紙には四桁の数字が書かれていた。タリスタは、その紙を見てその紙が魔王城の扉を開ける番号だと教えてくれた。タリスタから紙の事を教えて貰ってその紙に何かを感じてその紙を持って行く事にした。魔王城跡で四桁の数字が書かれた紙を手に入れたテール達は、学術都市オシエーテに戻って来ていた。戻って来たテール達は、すぐさま時間を移動する方法を調べる為にオスタリア図書館へと向かった。オスタリア図書館の中に入るとあの時のロストが待っていた。テール達は、待っていたロストに魔王城跡とアルカット神殿の事を話すと図書館の最深部に来てほしいと言ってロストは先に図書館の最深部に向かった。テール達は、ロストの言う通りに最深部へと向かって歩き出した。テール達が最深部に着くとロストが五千年前にロストリアという人間がこの図書館から持ち出したと言われている書物の噂があってその書物が時を越える術の事が書かれていると言われていたと・・・・・・ロストは、ロストリアは風の噂で亡くなって何処かに墓があると言われていると話した。テール達は、この情報を元にロストリアの墓を探す事にした。


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