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伝説回帰〜物語の終止符  作者: 旅の語り部
突然始まる冒険は手紙の送り主!?
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本編8【二つの亡骸】

 テール達は、現れた集団の情報を掴む為にアルカット神殿に向かう事にした。魔王城からアルカット神殿に向かう近道は、バパルサス川を越えて行った方が近いらしかった。テール達は、アルカット神殿へと歩き出した。歩き続けてバルサス川に近づいた所で少し休憩をした。休憩中にテールはタリスタにアルカット神殿について聞いてみたが、色々あったらしく話をしたくなさそうだった。テールは、そのタリスタの様子に一体アルカット神殿に何が?と思いながらも休憩を終わらしてアルカット神殿へと再び歩き出した。しばらくすると、アルカット神殿がある場所に辿り着いた。だがしかし、神殿の姿は今いる場所からは見えなかった。テール達は、さらに近づくと神殿だった跡があるのが見えてきた。テールが中に入ろうとしてタリスタを見ると神殿の傍にあった墓標に手を合わせていた。テールは、不思議に思いながらも情報を探して神殿跡の内部に入っていった。中に入ると神殿の内部は複雑になっていた。テール達は困っていたが、タリスタは前に来たことがあるのか複雑な通路を進んでいった。しばらく複雑な通路を進んでいたテール達は、広い場所に辿り着いた。タリスタは、この広い場所に来ると突然目から涙を流した。悲しい事があったのだろうと思いながらもタリスタが涙を流している間にこの広い場所の捜索をしていた。すると大きな祭壇があってその祭壇には本が置いてあった。その本の中身を見るとそこにはこう書かれていた。【混沌と絶望を世界にもたらせ 混沌と絶望が我らの願い】書かれていた内容に驚き本のタイトルを確認するとカオス教の教えと書かれていた。その祭壇に置かれた本に集中していた時、タリスタが何かの気配を感じて気配の方に向かって行くと人影が見えた。タリスタが、人影に向かい「出て来い」と言うと気配のする方向から人間が姿を見せた。現れた人間を見てテールとマールは驚いた。テール達の目の前に現れた人間は、あのジュカイドだった。ジュカイドは、テール達の顔を見ると話しかけてきた。ジュカイドが言うには樹海の案内人を辞めて遺跡の調査をすることにしてこのアルカット神殿の調査をしている所で人の気配を感じて物陰に一時的に隠れようとしたらしいという事だった。テール達は、ジュカイドとともにこの場所をさらに探し始めた。しばらくするとジェームズが、祭壇の下に微かに違和感を覚えて触ってみると目立たないように隙間があった。その目立たない隙間に手を入れるとドアになっていて開けると下に降りる階段を見つけた。テール達は見つけた階段を降りていくと小さな部屋があった。その部屋に入って周りを見渡すと人間の女性らしき亡骸と人間とは違う魔族らしい亡骸があった。タリスタは、その亡骸を見て驚いていた。その他には、何かが書かれた紙が置いてあった。その手紙には・・・・・・

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