表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自由気ままな異世界冒険譚  作者: 鈴野 白
第一章 転生
2/75

俺の名はアルマ

2話目です!

 さて、そんなこんなで転生した訳だが。案の定、俺は赤ん坊になっていた。驚くほど小さく細い手足に思い通りに動かない体。寝返りすら打てず、暇を持て余している。そうしていると部屋の扉が開き、女の人が入ってきた。



「······マ。······飯の······よ」



 うん。半分くらいしか聞き取れなかった。聴覚が発達していないから当たり前なのだが、意識がある分不便だな。恐らく母親がご飯を食べさせに来てくれたのだろう。


 優しい親に感謝しつつ、俺は差し出されたスープをゆっくりと飲みほす。すると段々眠気が襲ってきた。あぁ···眠い···。



「おや······み。アル······」

「あう〜」(おやすみなさい)



 母の優しげな声に誘われ、俺は意識を落とした。







 それからしばらくして、俺は三歳になった。


 さすがにこの年になれば体の扱いにもなれ、自由に生活できるようにはなった。初めて俺が歩いているところを見た時の母と父の驚きようと言ったらすごかった。その日はご馳走が並べられ、二人とも喜んでくれていた。


 そんな少し親バカが入った新しい両親。父はガルア、母はメーアというらしい。そして肝心の俺の名前はアルマだそうだ。まともな名前で良かったと思う。



 俺の一日の過ごし方はこんな感じだ。



 朝日と共に目覚め、親を起こし、朝食。

その後昼までこの世界の書物などを読み耽り、昼食。

少し昼寝を挟んだ後、父からは剣術の、母からは魔術の特訓を夕方頃まで受けて、夕食。

お風呂に入り、家族との団欒を楽しんだ後、就寝。



 普通に考えて三歳児の生活ではないと思ったかもしれない。けれど俺はこの世界に関する知識や、生き抜くための力は必ず将来必要になってくると思う。だからこうして勉学なり特訓なりに励んでいる。



 ちなみに父は「剣豪」、母は「賢者」というスキルを持っていた。その間に生まれた俺、自分で言うのもなんだがとんでもない戦闘のサラブレッドだった。



 そうだ、女神からスキルを貰ったんだった。確認しておかないとな。三年も経っていたのですっかりその事を忘れていた。








 そう思って、俺は「ステータスオープン」と唱えた。

少し説明が多く読みにくかったかもです。

次話で世界情勢について触れていきたいと思います。


p.s 少し短かったかもしれません···不慣れなもので笑

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ