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自由気ままな異世界冒険譚  作者: 鈴野 白
第二章 冒険
18/75

そうだ、奴隷を買おう

 ギルド長達との話を済ませた後、俺は昨日から滞在している「安らぎの宿」に戻ってきていた。



「にしても、今日は色々あったなぁ...」



 妖精達と出会って仲良くなったり······

Bランクに昇格して、大金を貰ったり······

実に濃い冒険者生活初日であった。

そうだ、今のステータスを確認しておこう。



「ステータスオープン」


《名前》アルマ

《種族》人族

《性別》男性

《年齢》十歳

《レベル》60

《体力》4,765/4,765

《魔力》5,360/5,360

《スキル》剣聖 大魔道士 女神の寵愛 妖精王の寵愛


《剣術》

身体強化Lv.5

瞬足Lv.5

浮遊Lv.5


《魔法》

火炎魔法Lv.5

氷結魔法Lv.5

風刃魔法Lv.5

聖魔法Lv.5

闇魔法Lv.5

魔法創造クレアシオン



 チートに拍車がかかっていた。《剣術》《魔法》の項目は全てLv.5。その上なんだかとんでもなさそうなのが追加されている。魔法創造クレアシオンは色々とやばそうだ。自分で魔法を作るとか前代未聞すぎる。



 まあ、それは後日確かめるとして、俺は新しく貰った《妖精王の寵愛》について調べる。すると、このようなものだった。



《妖精王の寵愛》:魔法使用時の必要魔力半減。攻撃魔法の威力倍増。魔力回復速度上昇。以上の効果を被寵愛者に与える。



 イリスの加護と同じレベルでぶっ壊れていた。これさえあれば魔法方面は敵無しじゃないか。これも絶対に人には言えないな。悪用されかねない。


 再三自分のチートを自覚した後、俺はこれからどうするかをベッドに寝転がりながら考えていた。



「やっぱりパーティーメンバーが一人か二人は欲しいな」



 戦闘面なら一人でも大丈夫だが、生活面が問題だ。俺は家事がからっきしなのである。料理はもちろん、家の掃除すらろくにしたことがない。



「俺の事を黙ってくれていて、俺に協力してくれる人······やっぱり、奴隷とか······だな」



 そう、この世界には奴隷がいる。身の回りの世話を任せたり、戦闘に利用したり、性奴隷として扱ったりするのだ。さすがにそんな扱いはしないが、家事が出来る奴隷なら確保しておいた方が良いだろう。







 明日の予定は決まった。ギルドでBランク昇格を完了した後、奴隷商に行くことにしよう。

「クレアシオン」はフランス語で創造という意味です。

疑問に思うかもしれないので補足しておきます。


ブクマや感想はモチベの向上に繋がりますので、ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m

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