世界大会編(番外編)「日本代表メンバー後編」
著 五藤佳史
前回に続いて今回はMFとFWの選手を紹介しよう。
過去最強と言われるマッテオーリJAPANだが、とりわけ中盤は人材の宝庫だ。
MF
NO.20 懸上 丈留 178cm 70kg モナコSFC(フランス1部)所属 21歳
デビューからスターダムを登り続ける日本の希望。最後まで諦めないプレーは見るものの心を奪う。今シーズンはキャリア初の優勝を果たし、今大会でも益々の飛躍が期待される。読書家らしく、芥川龍之介が愛書。
No.7 賀茂 運 176cm 68kg レッジョ(イタリア1部)所属 28歳
汗かき役、名バイプレーヤー。気の利くプレーで未然にピンチを回避する。展開力にも自信を持つ。お笑い番組が好きらしく、今大会もDVDを持参。
NO.19 先崎 務 178cm 75kg ルーベェン(ベルギー1部)所属 24歳
センスが光るプレーメーカー。
世代別世界大会では懸上、樫原と中盤を形成。昨冬念願の海外移籍。所属チームでも獅子奮迅の活躍を見せ、後半戦だけで8ゴール7アシスト。ゲームオタクらしく、サッカーゲームの腕前でも世界を狙えるそうだ。
NO.15 垣屋 蓮 188cm 84kg 仙台フェニックス所属 25歳
MF登録だが、守備的なポジションなら全てこなすポリバレント性が売りの大型ボランチ。守備固めや肉弾戦での起用が予想される。地元仙台の観光大使になる事が夢らしい。
NO.17 甲斐太郎180cm 72kg 兼六ガジェット所属 36歳
かつての日本の天才司令塔がサプライズ選出。
時間限定での出場が予想されるが、魔法のプレーには要期待。
大ベテランでチームでは長老と呼ばれ、本人も満更では無いらしい。
NO.18 樫原 修斗179cm 74kg ガンナーズ(イングランド1部)所属 21歳
日本サッカー史上最高傑作と呼ばれる天才アタッカー。絶妙なパスと急所を突くドリブル、美しいシュートの三拍子を揃えたプレイヤー。高校時代の同僚、光宗によるとサッカー界きってのおしゃれ番長らしい。
NO.8 実村慎司182cm77kg クエンカ(スペイン1部)所属 27歳
性格無比な両足のボールタッチから「エンジェルタッチ」とスペイン国内で親しまれている。サッカーIQも高く、戦術マニアである事から主将の竜崎曰く将来の日の丸監督候補だそうだ。
NO.10 橋本壱成176cm 70kg ボルシア(ドイツ1部)所属。28歳
日本のエースもベテランの域に入ろうとしている、必殺の「橋本砲」はサッカー連盟のホームページでも紹介された程だ。
今春にはかねてより交際を続けていた女優との結婚が発表された。
NO.11 米田健介 167cm 63kg ヌマンシア(スペイン1部)所属 26歳
切れ味鋭いドリブルとトラップ技術は世界基準。
今シーズンは得点能力が開花。キャリアハイの12ゴールを記録。
大会後の移籍が囁かれる。
FW
NO.16 光宗真司 175cm 68kg 有明ヴィルモッツ所属 21歳
浪速のスピードスター。スピードはさることながら、オフ・ザ・ボールの動きに磨きをかけ、念願の得点王を獲得。
本人はお笑い担当と豪語するが、懸上にすると「あれは笑われているだけ」らしい。
NO.9 舞川 傑 187cm 82kg デュッセルドルフ(ドイツ1部)所属 27歳
米田との凸凹コンビは世代別代表から。ポストプレーは一級品で様々な質のボールもいとも簡単に収めてしまう。
趣味はギターらしく、プロ顔負けの腕前だとか。
NO.21 南川明 178cm 74kg ロッテルダム(オランダ1部)所属 24歳
右サイドのスペシャリスト。デコイランの動きを得意とし、果敢に前線に飛び出す。今季はオランダで8ゴール11アシストを記録。
釣りが趣味で将来は船舶免許を取得したいらしい。
NO.23 間宮俊174cm 70kg モスクワ(ロシア1部)所属 18歳
彗星の如く現れたロシアと日本のハーフ。
幼少期を日本で育ち、中学からロシアのモスクワFCの下部組織入団、今シーズン念願のトップデビューを果たすと9ゴールを記録。
日本のアニメが大好きらしい。
以上がマッテオーリJAPANの戦士達だ、
難敵ぞろいのグループ、そして、決勝トーナメントを勝ち抜けるのか。
そして、この大会を機にステップアップを果たす選手が現れるのか、楽しみだ。
パラグアイ戦、なかなか面白かったですね!




