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僕は目覚め、彼と出逢う

以前blogで投稿していた物を、手直しして投稿しています。主人公ノアとピエロの物語です。

『おやすみ僕の可愛い――』


――――――――――

――――――――

――――――

――――



僕が眠りから覚めると、色が全く付いていない空間にいた。ここは何処なのだろうかと考えていると、背後から「やぁ」という男の人の声が聞こえた。


振り返るとそこには10代後半から20代前半の1人の若い男が、顔に仮面をかぶって立っていた。

僕はその男の人を見て、何故か懐かしいく感じた。

その事に不思議に思っていると、「よく眠れたかい?」とその男の人が聴いてきた。僕はその問いに、「うん。だけど少し眠たい」と返した。

男の人は「そっか」と一言いってから、自らの事を‘ピエロ’と名のった。

それを聴いて、僕も自分の名前を言おうとした。しかし僕は自分の名前を言えなかった。


何故なら、僕が自分自身の名前が思い出せないからだ。それだけではない。僕は自分の事を何一つ覚えていなかった。

その事に僕はとてつもない恐怖を感じたその時、ピエロと名乗った男の人がまた話しかけてきた。ピエロは「君の事なら少し知っているよ。」と言った。

僕はそれを聴いて、何故ピエロが僕の事を知っているのか疑問に思いながら、「僕は何者なの?」と聴いてみた。

ピエロは僕のその問いかけに答えてくれた。



「君の名前はノア。ノア・ベルギルカ。和ノ國と魔妖ノ國のいわゆるハーフ。そして僕の―・・・いや、なんでもないよ。それより君も気がついていると思うけど、ノア、君には今までの記憶が全くない。・・・否、無くしてしまったんだ。

でも安心して!君の記憶が全く戻らない訳ではないよ。全ての記憶を思い出す事が出来る。

だけど君の記憶はとある事情で欠片になってしまっているんだ。欠片はこの空間散らばってしまっているから、全ての記憶を取り戻すには、とても時間がかかってしまうと思う。

でも僕も君の記憶を取り戻す手伝いをするから、そんなに気を落とさないでほしい」ピエロは矢継ぎ早にそう言った。


僕はそれを聴いて、悲しめばいいのか喜べばいいのかわからなかったが、「そうなのか。じゃあこれから宜しくね」とピエロに言った。

ふと僕はさっきのピエロの話に、幾つか疑問に思った。

何故ピエロは僕の両親の事を知っているんだろうか?それにピエロが言いかけた事はなんだったのだろうか?そう考えていると、ピエロが「疲れているだろうし、もう寝たら?」と言い、僕は考えるのをやめ、素直にピエロの言葉に従って眠りについた。



―――・・・そして僕は夢を見た。懐かしくてけれど悲しくもある夢を・・・―――

以前blogで投稿していた物を、手直しして投稿してみました。


長いので、次回投稿は何時になるか分かりませんが、気長に待っていただけると嬉しいです。

閲覧ありがとうございました!(・∀・)

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