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罪を重ねし咎人は異世界でどう生きるか  作者: エドきちザリッパー
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闇の中で目が覚めた。


所謂(いわゆる)<ここは誰?私は何処(どこ)>状態と言うヤツだろうか?


目の前は、果てが無い様に見えて一寸先で止まっているように思える。


数秒、数瞬目の前に気が向いていると後ろから

「やっほー。罪人君☆」

と声がした。


突然のことで驚き振り返ろうとしたが首が動かない。


「君には考えて貰わないと困ることが沢山あるんだよねー☆」


さっきから、語尾に<キラッ>って付けてる頭のおかしいヤツと会話したくない。


「頭の可笑(おか)しいのは、君だろぉおおお?????」


その言葉をきっかけに今までの行いが思い出される。


頬に涙が伝う。

お母さん、ごめんなさい。人の道を踏み外しました。

お兄ちゃん、ごめんなさい。迷惑どころの無いことをしてしまいました。


おおおおおおおおおおおお、と叫びたいのに口は動かない。


「そんなに叫ばないでよ?(うるさ)いなぁ☆

でも、反省している事は良いことだな~☆」


腕を使って、目を(えぐ)り出してしまいたい。そう思うのに身体が動かない。


「身体は、大切にね☆」


しばらく心の中でもがいて頭が発熱して来た。


お前は誰だ?!俺はどうなった!?ここは何処だ!!??


「僕の話が入る準備が無いようだから、治してあげるよ☆」


後頭部に小さな(てのひら)が当たる。すると、急激に頭の熱が消えて、冷静になって行く。

ふと、思う。ここは、最後の審判。日本で言うところの閻魔(えんま)大王の質疑応答の場なのではないか、と。


「概ね想像通りだよ☆

まず、僕の名前は、ゾルディダード。ゾルディダード・メナスだよん☆

君は、残念ながら海の中で息を引き取った。大丈夫、遺骨は、君のお母さんと一緒の墓に入れられたよ。お兄さんには、感謝しないとね」


最後の言葉には、(いつく)しみが溢れていた。


お兄ちゃんに感謝とは、何故だ?


「君のお兄さんが私財をはたいて、お母さんの遺骨を見つけたばかりか、同じ墓に君の遺骨を入れてくれたからだよ☆愛されてるね!」


俺は、愛されていたのか。胸中に温かいなにかと共に後悔の念が募る。


「最後の質問に答えるよん☆

君は、君の住む世界の輪廻から外れてこっちに来た。僕の権能をもって新しく転生させてあげる☆

あっ、君の望みは聞いてあげる事は出来ない。これも決まりでね☆

でも期待してて、月の申し子よ」


それって、セーラー服着た戦士たちのこと????


「さあ、()くがよい。我らが世界パンドラムへ!!」


そこ、(おごそ)かにされても……


突然、光に包まれて俺の意識は消え去った。

意外に考えるの大変やな。書き終えたい、今度こそは。

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