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【祝! 完結】STRAIN HOLE ~よくあるフツーの異世界でフツーに騎士になりました。だってフツーでもそこそこ楽しめますよね? ~  作者: 橘 弥鷺


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51-旅の準備

大社の本殿に訪れ咲と花の支獣作成を行う。


「咲さん、花さん準備はよろしいですか?」

「はい、よろしくお願いします!」

「よ、よろしくお願いします。なんか緊張しますね」

「花~大丈夫だよ~リラックス~リラッ~クス!」

「ありがとうございます。たい…クーさん」


環が先に咲を呼び作成に入る。するとポンっと支獣が現れる。


「これがわたしの支獣ですか?」

「ニードルモンスターね。咲ちゃんニードルモンスターに縁が?名前はどうするの?」


マノーリアが先に尋ねた。咲が答える。


「たぶん。初陣で最初に倒したモンスターですかね。名前か…みなさんどうされました?」


「あたしのユキはこの辺の白い羽が雪のようだからだね」

「わたしは好きな本の主人公の名前をつけたわ」

「わたしは音の響きでロータスにしています。」

「環さんの支獣の名前はこっちの世界だと花の名前にありますよ、俺はこの翼がはえてるからかな?そういえば団長の支獣の名前って」

「オーレだ」

「オーレ…なんか意味とか由来あるんですか?」

「オレの分身だからオーレだ」

「聞く必要なかったスッね」

「うるせぇ!」


葵が白檀と軽口を言い合っていると咲が葵に訪ねてくる。

「葵さんの世界で自分の事をさす言葉っております?」

「そうだな。アイとかマイとかミーとかマインとかそう言うことで良いのか?」

「へぇーじゃあミーにしよう!この子は今日からミーです。」


咲がミーを抱き抱えて皆に自分の支獣を見せる。ニードルモンスターというモンスターの容姿をしているが葵にはハリネズミにしか見えない。次に花の支獣作成に入る。出てきたのは淡いピンク色をしたユニコーンだ。環のユニコーンに似ている。昨日、環のロータスを借りたから思い入れでもできたのかそう思い花に葵が尋ねる。


「環さんのロータス使ったからか?」

「それもあると思うんですけど…」


環が花に尋ねる。


「ひょっとして花さんも守星大戦記恋文がお好きですか?」

「はい、大好きです。全巻読破しました!皇女様も?」

「はい!わたしも大好きです。」

「やっぱりロータスを見た時もしかしたらと思って」


葵が何の事かとマノーリアに目で尋ねる。マノーリアが察して答える。


「女性の間で人気の本のなの、守星大戦記を舞台に恋する主人公のお話よ!わたしも読んだわよ!」


葵はおそらく葵の世界だと恋愛物の小説的なポジションなのかなと思う。その主人公の恋する相手の男子がユニコーンで迎えにくるらしい、こっちの世界では白馬の王子様はユニコーンで登場するようだ。


「それで、この子の名前はどうするのかしら?」

「そうですねーやっぱりユニですかね~」

「そうよね♪この容姿なら!わたしも迷ったのよ~今度ゆっくり本のお話ししましょうね!」

「はい!」


葵は皆が支獣がいると数が多いな~と思う。不要な時は姿を勝手に消すので常にいるわけではないので気にならないだろうか、今は全員支獣がいる。全員の支獣がデェフォルメしたぬいぐるみ形態なので圧はないが戦闘形態になったら騒がしい気がする。演習場でミーとユニの動きを確認するが問題なく咲と花の能力を受け継ぎ使用できている。支獣達が戯れているので後は支獣通しで連携をとるだろう。女性陣は夜の使節団の式典の準備をすると皆で演習場を出ていき、良く見ると演習場の端では信治が柊の指導で訓練をしている。旅の同行は諦めてはいないようだが柊がそうさせているのか、本人の意思なのかは現状わからない。白檀が葵に尋ねる。


「葵はあいつが旅にくるのどう思う?」

「まぁ~本人が来たいなら良いと思いますよ。覚悟するならですけどね。もし、事前に危険がわかっていれば街か何かで柊さんと待っていてもらえば良いと思ってますよ。連れていかなきゃすねるし、本人が自覚しない限り、こちらが本人の為と思っても本人はどちらにしても素直には受け入れないでしょうね。」

「めんどくさいヤツだな!」

「まぁ~そうですね。ホントめんどくさいですね。」

「でも、連れていくんだろ?」

「そこまで、お節介でもないですよ、でもこのままここにいても、変わらないでしょうからね。けど、本人から言い出さない限り、何かあった時に人のせいに信治はするでしょうから、逃げ場はなくしておかないとと思います。それで本人が行かないことを判断するなら、それがアイツの答えでしょうから。」

「充分なお節介だな!」

「そうですね。けど、事実として命がかかるわけですからね。自覚してもらわないと」

「確かに事が起きてからじゃ、アイツは立ち直れないだろうな!」

「そうですね。せめて今の自分を認めるだけでも違うんですけどね。」

「あれだけこじらせてたら、厳しいだろうな」

「今は柊さんに任せましょう。」

「そうだな!おしっ!じゃあ今日は宴たからな!昨日の分俺は取り返すんだ!葵付き合えよ!」

「わかりましたよ!」


旅の準備は着々と進むのであった。

お読みいただきありがとうございます。

引き続き次話をお読みいただければ幸いです。

よろしければ、評価とご感想をちょうだいいただければ励みとなりますので、よろしくお願いいたします。


冬童話2021投稿用に、連載中のSTRAIN HOLEの世界とキャラクターを使用して短編を書いてみました。

本編を読まなくても、完結するように書いておりますが、時期的なものや状況は本編とリンクさせておりますので、合わせてお読みいただければ、より楽しんでいただけるかもしれません。


【短編】姉妹のさがしもの

https://ncode.syosetu.com/n0703gs/

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