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王女の従者  作者:
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第7話 発見

 工房が始まってかなりの時がたった。新技術の開発もかなり進み、製紙はもちろんのこと活版印刷による出版を始めた。しかし、いくら出版しても平民では字を読めないものが多い、そのため俺の提案で字の読み方を書くことで本は爆発的に売れた。

 実はこの出版には貴族連中の中から反対意見があった。平民が文字を読む必要はないということからだった。しかし、ソフィアが演説をして何とかその反対を押しのけた。俺はそれを聞いていないけど、なんでもかなりの熱弁だったらしく、貴族もぐぅの根も出なかったそうだ。

 それから、さらに鉛筆まがいのものまでアレルは作って見せた。それには実は俺が鉛筆を使っていたからだった。本当はシャーペンを使いたかったがさすがに目立つので鉛筆にしていたんだけど、それをアレルに見られて作ることになった。

 何せこの世界の筆記用具といえばつけペンとインク、ペン自体も高いが実はインクもかなり高い、まぁこれは印刷技術の際安くインクを作れるようにこれも研究済みなんだけどそれでも鉛筆はかなり魅力のある筆記用具だったらしい。

 その鉛筆はというと、気に挟む技術はないので太めの芯を作ってそれを紙でくるむというシンプルなものだ。しかし、これでも画期的な筆記用具ということ、また、インクをつけるという手間がないこと、さらに、安価であるということから爆発的に売れた。

 こうして着々とソフィアの功績が増えていって、今までソフィアをユーズレスプリンセスといって揶揄していた連中もなりをひそめるしかなくなっていった。


「ようやく一段落ついたな」

「ああ、これだけ開発すれば貴族連中もソフィアを悪くは言えないからな」

「そうだな、これで工房での稼ぎはかなりのものになったからな」

「ああ、だが、ちょっとやりすぎたかもしれねぇ、最近では、クラフトプリンセスって言われてるからな。ものばかり作ってないで政治をしろって意味らしいが」

「めげねぇやつらだな」

「全くだな」

 俺とアレルは工房長室であきれていた。

「さて、それじゃ、そろそろれは行くぜ」

「ああ、そうか、また明日頼むぜ」

「ああ、アレルもな」

 俺はいつしかアレルの前でもソフィアというようになっていた。最初はアレルも驚いていたけど、何度も言っているうちに慣れたようだ。

 それから次に何を開発しようかと考えながら自分の部屋に戻った。


 それから少したって城に客が来た。客といっても珍しいことではないが、この客は隣国で友好国であるバルノール王国のシュバル伯爵とその娘リミーナだった。普段なら国王しか会わない相手だがなぜかソフィアもその場に呼ばれた。どうやら娘のリミーナがソフィアに会いたがっていたからということだった。特に無碍にする理由もないことから国王もそれを許してソフィアも列席する形となった。

 俺は従者としてソフィアの近くに控えていたからソフィアを見て感激するリミーナをばっちり見ることができた。そのとき、なんだか妙に懐かしいような、そんな気分になった。なぜならこの世界の住人はみな金髪や茶髪といった色の入った髪をしている。それなのにリミーナは黒髪だった。しかもよく見ると瞳の色も黒くて、まるで日本人だった。俺はこの世界にもあんな人種はいるのかと思っていたが、ふと疑問に思った。なぜならその娘の父親である伯爵はどう見ても金髪で碧眼だった。

「……養子かな」

 俺は小さくそうつぶやいていた。

 俺がそんなことを考えていると話は進んでいて、どうやらリミーナは工房を見たいということどった。外国人に工房を見せるのは無理があるが相手は友好国の伯爵令嬢ということで特別に許可が出た。

「よろしくお願いいたします」

「ええ、どうぞ、こちらへ」

 そういってソフィアがリミーナを誘導した。俺はその後ろからついて歩くだけだった。

「しかし、工房をみたいなどと、ずいぶんと変わったことをおっしゃるのですね」

 ソフィアがそう聞くとリミーナは申し訳なさそうに答えた。

「い、いえ、お手を煩わせて申し訳ありません」

「いいえ、かまいませんよ」

 こうしてソフィアはリミーナを連れて工房に入っていった。


 工房に入ると事前に人を送っていたのでアレルが先頭になって迎えてくれた。

「ようこそ、ソフィア工房へ、お待ちしておりました。私が工房長を務めているアレルと申します」

「これは、ご丁寧にありがとうございます。今回は無理を言って申し訳ありません」

「いえいえ、そんなことはありません」

 こうしてアレルはリミーナに工房内の説明を始めたのだった。

「変わった方ですね」

 ソフィアがそれを見て俺に耳打ちをしてきた。

「そうだな、貴族令嬢なのにな」

「はい」

 一通り見たところでいったん休憩ということで工房長室へと入っていった。

「少し汚いところで申し訳ありませんが、お寛ぎください」

「はい、ありがとうございま……えっ」

 リミーナはお礼を言いながらある一点を見て硬直した。

 俺がその先を見てみると、そこには姉ちゃんが印刷してくれた書類があった。

 なんだと思っているとリミーナの様子がかなりおかしなものになってきた。

「う、ウソ、でしょ、な、なんで、なんで、これが、こんなところに……日本語が」

 俺はその言葉を聞き逃さなかった。それでも聞き間違いかとも思ってさらに耳を傾けてみた。

「……どうして、日本語がここに……」

 さすがに二度目は間違いではなかった。しかもそのときリミーナの口元を見てみると思いっきり日本語の動きをしていた。そう、彼女は日本語をしゃべっていたようだった。

 つまり、リミーナは、日本人ということになる。

「あ、あの、どうして、これが、これはどこで……」

 年も同じらしいということで俺は遠慮なくタメ口で言った。

「なるほどな、どおりで懐かしい感じがしたと思ったら、そうか、君も日本人だったか」

 それまで控えていた俺が急にそういったから娘は勢いよく俺を向いてきた。

「君もってことは、まさか、あなたも?」

 リミーナは恐る恐る言った。

「ああ、日本人だ、白い靄みたいなものを通ってこの世界に来たんだ。君もだろ」

「う、うん、八年前に」

「八年! まじで」

 俺はずいぶんと苦労したんだろうなとリミーナに同情した。

「三年の時だったから」

「そっか、三年の時か……ん」

 俺はそのとき何か妙な予感がした。

 ――――まさか、な

「本名は常盤理美って言います」

 !!!!

 俺は驚愕で変な汗をかいていた。

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ、ま、まさかと思うけど、小学校の名前って」

「えっと、世美田東小学校ですけど」

「よ、世美田東だってぇぇぇえ」

俺は叫んでいた。

そして俺はポケットからスマホを取り出して画像の中からある一枚の写真を開けてそれを彼女と見比べた。

なぜなら俺もその世美田東だったからだ。しかも同じ年、ということは間違いない、彼女は小三の時の同級生、しかも席が隣だった。常盤理美だ。

しかも彼女は確かに小三の時行方不明となった。突然の行方不明で俺たちクラスメイト達も必死に探した。なにせクラスで一番人気だったからな。しかし、いくら探しても見つからない、一人また一人とあきらめて行ったが、数人はあきらめずにいまだに探している。俺もその一人でいつもスマホに彼女の写真を入れて持ち歩き道行く人に時々聞いていた。

おかげでその写真を友達に見られてロリコン扱いをされたこともある。そして彼女の両親は今でもよく世美田駅の前でビラ配りをしているので街の風物詩みたいになっていた。

その彼女が今、俺の目の前に突如として現れたのだった。

「……あはは、まじかよ、まさか、こんなところにいたなんてな、想像もしてなかった。いや、俺がこの世界に来た時点で探してみるべきだったのかもな。全くよ」

 俺がそんなことを口走ったのでその場にいた全員がぽかんとしていた。

「あ、あの……」

 一人まさかと思ったのか俺を見てきた。

「まぁ、さすがにわからねぇか。俺だってわからなかったんだから、松堂、松堂幸仁、となりの席だった」

「えっ、しょ、松堂、君って、ほんとに」

 常盤はかなり驚愕していた。俺が日本人だというだけでなく確かに知り合いとなればそれは驚くだろうな、実際俺もそうだし。

「ああ、久しぶりだな」

 すると常盤は目にうっすらと涙を浮かべて、俺に抱き着いてきた。

「うぉ、と、常盤」

「うわぁん、うう、うぐっ、わぁぁ」

 常盤は俺に抱き着いたまま泣き出してしまった。

 俺は戸惑いながらも常盤の気持ちがわかったからそのまま泣かせてやることにした。

 しばらくしてようやく落ち着いた常盤はあわてたように俺から離れた。

「ご、ごめん、うれしくて、つい」

「あ、いや、いいさ」

 俺たちはなんだかいたたまれないテレに襲われていた。

 するとその時その様子を黙ってみていたソフィアが訪ねてきた。

「ユキ殿、これはいったい」

 なんだかソフィアの目が少し怖かったのは俺の気のせいだろうか。

「ああ、実はな、常盤、あっ、いや、リミーナだったか、彼女は俺と同じなんだ」

 それだけでソフィアとアレルは察してくれた。

「同じということは、まさか、リミーナさんは、異世界から……」

 ソフィアのその発言に今度は常盤が驚いた。

「あ、あの、ソフィア殿下は信じるのですか?」

「ええ、信じますよ、私はユキ殿が異世界の方だということは存じ上げておりますから」

 常盤は信じられないという感じに俺を見てきた。

「ソフィアが信じてくれたのは俺がスマホを持っていたからだよ」

「スマホ?」

 常盤の頭に疑問符が浮かんだ。

「えっ、ああ、そうか、八年前だとスマホはまだなかったな、えっと、携帯のことだよ」

 俺はそういってポケットからスマホを取り出して常盤の見せた。

「へぇ、これが今のなんだ。あれ、ちょっと、ねぇ、松堂君、これって」

 そういって常盤は俺のスマホの画面上部、つまり電波の状態を指さした。

「ああ、そうだ、電波来てるよここ、といっても来てるのはこの城の中だけだけど」

「ほんとに、そ、それじゃ、これで」

「まぁな、でも、今は待ってくれ」

「どうして」

「ん、ああ、ソフィア、今日はこの後何もなかったよな」

「はい、そうです」

「アレル、お前は?」

「俺も時間あるぜ」

「そうか、常盤も時間大丈夫だろ」

「う、うん、お父様が迎えに来るのは夜だから」

「よし、それじゃ、少し長いけど、常盤も聞きたいだろうし、話すよ」

「話すって、何を?」

 俺は常盤がそう疑問を聞き流して話を始めた。

「そうだな、俺たちの国では六歳ぐらいにあると学校っていう教育機関に入らなくちゃならない、これは法律で義務付けれられてる。そんななか最初の六年通うのが小学校って言ってな、俺と彼女はそこで出会った。一年から三年までずっと一緒のクラスでな」

 俺がそう話し始めると常盤は黙った。

「クラスというと?」

 ソフィアが聞いてきた。

「すべての子供が通うからな、地域ごとに小学校があるんだ。っで、その小学校にも大体七百人ぐらいいるからな、だから学年ごとクラス単位って感じで分割するんだ。それで俺と彼女は同じクラスで最後に至っては席も隣だった。そんな彼女が突然行方不明になった。俺たちは探した。最初は彼女の両親と俺たちクラスの連中やその親たちだけだった。そこに警察っていう治安部隊も加わって探したんだけど見つからない。学校単位、地域単位で探しても見つからなかったんだ。だから、一人また一人って感じであきらめていた」

 俺がそう話すと常盤は複雑な表情をした。

「まぁ、俺は姉ちゃんが探していたからな俺も探さないわけにもいかなかったし、何せ常盤はクラス一かわいかったしな、だから今でもこうしてスマホに写真を入れて持ち歩いてる」

 そういって俺はスマホの画面から常盤の昔の写真を見せた。

「た、確かに、これは、リミーナさん、あっ、いえ、リミさんでしたね」

「あっ、いえ、どちらでも構いません、両方私の名前ですから」

 常盤はソフィアが名前を言い直したのを聞いて恐縮していた。

「まぁ、おかげで最初に友達に見せたときは必ずロリコン扱いされるけどな、女子なんて汚物を見るような目で見てくるんだぜ、まったく勘弁してもらいたいぜ」

「ごめん……」

「まぁ、いいや、それでな、常盤の両親は週末になると駅前でビラ配りをしてるんだ。その光景はもう街の風物になってる。そこに俺もたまに参加してたんだ」

 俺がそういうと常盤はなんだか嬉しそうだった。

「そ、そうだったんだ。ごめんね、松堂君」

「いや、俺はたまにだったからな、でも、毎回参加してるやつらがいるぜ、それも三人」

 俺が三人というと常盤はまさかという顔をした。たぶん正解だと思う。

「田中と結城、それと高宮だ」

「あっ、美玖ちゃん、那奈ちゃん、陽香ちゃん」

 常盤はすぐにわかったようだ。

「そうだ、常盤とあの三人仲良かったからな、あいつら、常盤がいないのに遊んでいられない、見つけ出して一緒に遊ぶんだって言って、毎回参加してるらしい」

「ああ、ううっ」

 常盤は静かに涙を流した。

「あの、ユキ殿、このことはサオリ様に……」

 ふとソフィアが漏らした名前に常盤はびくっとなった。

「えっ、で、殿下、今の名前って、まさか、松堂君の……」

「ああ、姉ちゃんだ、よく覚えてたな」

「う、うん、憧れだったから」

「そ、そうか、まぁ、スマホの電波来てたろ、実は、俺たちが通ったあの白い靄、あれ、時々だけど発生してるんだ。もしかしたら、通れるぐらいのものがどこかに今も発生してるかもしれない」

「ほ、ほんとに」

 常盤はかなり驚いていた。

「ああ、俺もこっちに来たときはわからなかったんだけど……」

 俺は白い靄探しからの経緯を話した。

「そ、そんなことが」

「あ、常盤は小三だったから携帯持っていなかったし、たとえ持っていたとしてもソーラーの充電器なんてもの普通は持たないからな。しょうがないさ」

「う、うん、でも」

 常盤は少し悔しそうだった。

「それでな、ある時ソフィアの私室に白い靄が発生した。何が出てくるかわからなくて身構えてたんだけど、向こうに見えたものにさらにびっくりしたよ。なんといっても姉ちゃんだったからな」

「沙織さん?」

「そう、つまり、ソフィアの私室と姉ちゃんの部屋、つまりは俺の家なんだけど、そことつながってるってことだ。しかも、消える直前に姉ちゃんが塩ビ管を突っ込んだからそれが止まってさ。だからそれからずっと姉ちゃんとつながってるってわけだ」

「そうか、そうなんだ」

 常盤はまた涙を流し始めた。

「さて、それじゃ、早速姉ちゃんに電話してみるよ」

 俺はそういってスマホを取り出して姉ちゃんに電話を掛けた。

 トゥルトゥル

『もしもし、ユキ、どうしたの』

「ああ、姉ちゃん実はさ、こっちですごい発見をしたんだ」

『発見? 何を?』

「今、変わる」

『変わる、どういうこと』

 俺はスマホを常盤に差し出した。

「姉ちゃんだ」

「えっ、わ、私」

「ほら」

 そういって常盤にスマホを持たせた。すると常盤は恐る恐る耳に当てた。

「も、もしもし、あの」

『えっ、だれ、日本語?』

 さすがの姉ちゃんも理解が追い付いていないようだった。

「そ、その、ご、ご無沙汰してます。その、と、常盤です。常盤理美です」

『えっ、と、常盤って、え、まさか、り、理美ちゃん?」

「はい、そうです」

 常盤もなんだか泣き出しそうだった。

『そ、そう、そうなのね、そっか、そこにいたのね。道理で、こっちを探しても見つからないわけよね』

「ごめんなさい」

『ううん、いいのよ、あなたが悪いわけじゃないんだから』

「常盤変わってくれ」

「う、うん」

 俺は常盤からスマホを受け取った。

「というわけなんだど、姉ちゃん、どうしよう」

『うーん、そうね、当然、理美ちゃんご両親には教えてあげないといけないわね』

「ああ、でも、そのためには厄介な問題があるよ」

『そうね、本来ならソフィアの私室に理美ちゃんを招けばいいけど、そういうわけにはいかないのよね』

「ああ、常盤は、ここでは他国の貴族令嬢ってことになってる」

『そう、それは確かに厄介ね』

「ああ、せめてただの平民なら俺みたいに従者として雇えばよかったけど、さすがにね」

『そうね、あっ、だったら、まず、ユキがあって説明をすればいいのよ。そのあと、電話とかで話せば納得してもらえるんじゃないかしら』

 さすがは姉ちゃんいいアイデアだった。

「そうか、その手があったか、でも、大丈夫かな」

『それは、私とユキ次第ね』

「そうだよな、まぁ、いいや、それじゃ、それでいこう」

『ええ、それじゃ、明日、ちょうど土曜だしたぶん駅前にいるでしょ、連れてくるわ』

「わかったそれじゃ頼むよ」

 こうして俺は電話を切った。

「というわけだ、常盤、保証はできないけど、たぶん明日両親と電話で話せるぞ。場所は、ここ、いいよなアレル」

「もちろんだ、いくらでも使ってくれ」

「私もかまいませんよ、明日はリミーナさんのために動きましょう」

「殿下まで、ありがとうございます」

 常盤は深々と頭を下げた。

 こうして俺たちは明日に向けて準備をしながらまた明日ということで常盤と別れた。

「それじゃね、松堂君、また明日」

「ああ、明日だ」

 俺はそのやり取りを懐かしく感じながら常盤の背中を見送っていた。

「仲がよろしいのですね」

 なんだかその言葉がちくっと刺さった。

「そういうわけじゃないさ、行方不明になる前もそんなに仲が良かったわけじゃない、となりの席だったからたまに話をするていどっだったんだ。あの日も今みたいにまた明日って別れたんだ。でも、その明日は、今日になった。あれから八年ずいぶんと長かった」

「八年ですか? ちょっと想像がつきません」

「そうか、確かに、そうだな」

 その後俺たちはさらに準備を整えていった。

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