表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A班ファイル ― 魔女は森では踊らない ― 後編  作者: ぽすしち
〈場面転換〉よみちがえた 道化
89/236

謎のまま



 もし、その《ひどいめ》にあわせるのが、ワクナという占い師が言ったとおり、《人間のしわざでない》としたらどうだ?


 ジェニファーは呪いをかけるほうにいるのに、時としてまだ自分も呪われるような立場にいるとしたら?



 酒場でマイクがした『仕返し』の話しを思い出す。

 お化けの呪いもジェニファーの呪いも、両方とも『仕返し』だが、ノース卿の絡んでいる方は、城の教会にいるあやしげな人間たちが画策する仕返しのはずだ。


 ところが・・・

 

 人ではない力が人を殺すことに働いている?



 できれば、そういう話は遠慮したい。


 ところが、ローランドの死因もそうだが、どうにも話はそういう方向へと転がりつつある。




   ―― まてまて。はやまるな。


 ジェニファーの『マーク』への呪いは、どう考えても人間たちの仕業のはずだ



 なぜあの店にマークたちが現れる日時が特定できたのかは謎のままだが・・・。


 



 冷蔵庫から炭酸飲料の缶を出す。ぷしゅりと開けたところで闇の中で突然携帯電話が鳴り、手にしたそれを盛大にこぼしてからつまみあげた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ