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⑻『残像の行く先』ー列挙ー

⑻『残像の行く先』ー列挙ー



理論上の意味とやらが、眩暈の中、飛翔し、また、完全体になる時、恐らく其処に残像は列挙され続けるだろう。何かは終焉し、何かは続く、という現象もあれば、やはり、その中核を提示された我々の意識は、残像へと目を移す訳である。



そう言った、観念に任せた、理論的文章に思想は継続さえ遮断し、世界のど真ん中に、推移するのである。その時、地平に囲まれた湖は、その内部から、水位を上げ続けて、やがて土地を水面へと変容させるし、確かにそれらの映像は、残像をも持つだろう。



難解な意味というものは、白昼に消失するのであって、物語が始まる時刻になると、我々は存在を密やかに消して、楽しませてくれよ、と、闇に叫ぶのである、我々の音像と共に。やはり、そういった現象の列挙によって、残像の本質は、暴かれるであろうと、思われる。

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