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⑶『残像の行く先』ー列挙ー

⑶『残像の行く先』ー列挙ー



轟くことが在るのだろうか、残像のことを言っているのだ。固定された観念が、つまりは、固定観念としての現象により、行く先を定めるのだろう。思想は、ダイナミックに定位を破り、外界へと意識を昇らせ、且つ、上昇する訳ではある。



しかし、少なくとも、その残像は、多分に、世界に影響を与えるだろうし、希少価値の顛末さえ、上昇気流に乗って、逆説的に地上へと舞い戻るのだ。雨が、雨から雪に変容する時、それは自己がまた次の自己へと位置を変えることを、メタファにしているのだ。



異常なまでの、定位への絶望が、終着となっては、思考を列挙するまでに、早く言葉の四季が過ぎて行く。それこそ、残像の行く先であろうと、誰が語るのだろう。誰も其処には居なかった、しかしただ、確かに地上に奇跡は奇声の如く、君臨していたと言える。

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