1話 克服
「すっご~い!ひまり、ついに男子と話せたね!しかも学校のアイドルと!」
・・・今話しているのは・・・友達のゆず。
「別に話してるって程じゃないよ・・・?」
「も~う!照れ屋さんなんだから~!」
・・・・照れてないし・・・。ゆずは少しオーバーなのだ。
「そ・ん・な・ことより~!王子に抱きしめられてたね?!」
「え?あーうん・・・・///////」
「ありゃ??真っ赤~!」
あたりまえじゃん。あんなことされて恥ずかしくない人がいるか~!
「・・・それで?何をしようと思ってんの?」
さすがゆず・・・・勘が鋭い。
「私・・・男性恐怖症を克服しようと思う。」
言ってしまった・・・。私はちらっとゆずの顔を見た。
「・・・・なんで泣いてんの?」
ゆずは号泣きしてた。
「いや。だってっ!ついに・・・ゆずがぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
やばい。これ以上泣かれたらこっちが困るんだけど・・・。
「おっおちついて・・・。もう授業始まるから行こう?!」
全然フォローになってないと思うけど何も言わないよりは
ましだろう。
「そ・・・そうだねっ!ヒックぐス・・・」
・・・。・・・・はっこのまま教室行ったら私が泣かしたと思われる?!
どうしよう・・・一メートル離れて歩こう。
・・・放課後・・・・
「ひまり!助っ人呼んできたよ!」ゆずが叫んだ。
「え?・・・・え?」
to be continued. Butterfly A.
もっと一話を長くしたい・・・。