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光の庭  作者: 久世 かやの
「〜余章〜」
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「〜余章〜」 5

「悪い…あはははは」


空にまで届くかと思うほどの笑い声を上げて、星川は腹を抱えて大爆笑した。


「し…死ぬ…腹筋痛い…息が出来な…い」


引き笑いをして、目には涙を浮かべている…


″…こんな人だったっけ…?″と花倉は心の中で毒づきながら、さらに顔が真っ赤になった。


「あ〜もう君とは一緒に転生しないよ…してやったりでしょ?面白かった?」


完全にふてくされた花倉が、涙目になると言った。


「…ゴメン…それはダメ…」


星川は背中を向けてしまった花倉に手を伸ばすと、後ろから抱きしめた。            


突然の事に耳まで赤くなった花倉は、何も言えず押し黙った。


風が優しく吹いて、二人の上に桜の花びらが舞い降りて行く…


聞こえてくるのは、心地良い噴水の水音で、どれくらいそうしていたのか…


「…ズルイ…」


花倉があきらめたように、先に口を開くと星川は応えた。


「…知らなかった?」


「うん…」



青い二匹の蝶々が二人の周りをヒラヒラ舞うと、天高く青い空へと消えて行った…



(終わり)

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