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光の庭  作者: 久世 かやの
〜最終章〜
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「〜最終章〜 」 10

「う…ん…思ったより、余裕じゃなかった…」


「私も抑圧に抑圧を重ねたからね〜あんな風に、体にくるとは思わなかったよ…」


星川が自嘲気味に笑うと、立ち上がって噴水の方へ歩き出した。


「ゴメン…」


その背中に向かって花倉が謝ると、星川は、


「…同意の上での賭けでしょ?花倉君は気づいてないみたいだけど、賭けの破棄の権利は私にもあったんだよ?」


「え?そうだったの?」   


「ふふふ…私が破棄しなかったのは、私の心の問題…おかげで己の闇を思い知ったよ…」


星川はふり向かずに、そう答えた。


「何それ…どういう事?」


その問いには答えず、星川は噴水のふちに腰かけると、花倉を遠く見つめて言った。


「…今までの前世での事、覚えてる?」


「いや…ぜんぜん…」


花倉に、前世の記憶はない…耳を傾けないと聞き取れないほど、星川は小さな声で呟いた。


「…全部ね…物理的な理由で、一緒にはいられなかったよ…身分違いだったり、兄妹だったり、親子だったり…」


「へ〜…」

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