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光の庭  作者: 久世 かやの
「〜序章〜 」
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「〜序章〜 」 5

「…水上図書館だよね…道が一本、図書館の中央を貫いて通ってて…」


自分はさらに確かめるように、あの世界の事を話し始めた。


「そうそう、桜並木があって…」


「その先は?」


「え?その先…?私、その先見た事ないな〜」


「そっか…」


断片的な記憶…共有される記憶の世界…あそこは一体何なんだろう…


「あ、私いい事思いついちゃいました!」


「え…何?」


ボンヤリ考えていると、竹本さんが楽しげに提案した。


「サークル作りましょうよ〜『光の庭』って言う名前の!そうしたら、あの記憶を持っている人が集まるかも〜楽しそう〜」


キラキラと目を輝かせた竹本さんに見つめられ、目をそらす事が出来ずに…


「あ〜そうだね、ははは…」


とっぴな提案に自分は、適当にうなずきながら答えた。


この時はまさか本当に、サークルが出来上がるとは思ってもいなかった…


この世は何があっても、おかしくない…って事か…






「…なんてね?面白いでしょ?」


「いや〜どうかな…とっぴ過ぎない?」


二人の前を二匹の蝶々が、ヒラヒラと舞っていた。


人気のない中庭には満開の桜が咲いており、噴水の水音だけが涼やかに聞こえてくる…


今日は図書館近くのベンチで休憩をして、疲れた頭を休めていた。

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