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光の庭  作者: 久世 かやの
〜最終章〜
44/61

「〜最終章〜 」 3

「なに、なに?」


「う〜ん…あ、確かいい事思いついたとか言って、図書館に戻って行ったような…」


「その相手の男が?」


「うん…それで自分が先に、扉の中へ消えて…」


「この世に来たと…って、花倉ダメじゃん、肝心な所すっぽ抜けてる」


「え?」


「いい事って何?」


「ゴメン、分からない…ダメじゃん自分…」


花倉はテーブルに、めり込まんばかりに落ち込んだ。


「まぁ…その男も、教えるつもりない気満々だろうけどね〜」


安達は、日本酒をマスで飲みながら花倉をなぐさめた。


「この先が楽しみだね〜何かあったら教えてね?」


「何かあったらね…」


「しかし、余計に気になるな〜その男の思いついた事…」


安達が重々しくうなずいた。


花倉は今年の誕生日を迎えると、43歳になる…


大学を卒業して星川に会わなくなってから、ちょうど20年になっていた…




「…昔、映画の宣伝で″あなたは会う事が叶わない人を、10年間想いつづける事が出来ますか?″とかあったよね〜?」


「え?20年じゃなかったすか?オレならムリっすね〜20年て、ハンパないっすよ〜」

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