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光の庭  作者: 久世 かやの
「〜中章〜 」
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「〜中章〜 」 12

「さぁ…行きましょうか…」


番人は両開きの扉に手をかけると、ゆっくりと開いた。


少しだけ開いた扉の向こうは、まばゆい光が満ち満ちている…


先に何があるかは、通った人間にしか知る事の出来ない世界がつづいていた。


「…あの…こ〜ゆうのって、ありなんですか?」


女は番人に質問した。


「ええ、何の問題もありませんが?」


仮面のせいで、全く表情が分からない…


「そう…ですか…」


分かったような、分からないような…


女は結局何も分からないまま、もう一度、男が走り去った桜並木を見た。


「…後で追いつかれますよ…」


「そうですよね…」

              

女は気持ちを扉の方へ向けると、扉に手をかけた。


思いの他、重厚そうに見えた扉は軽く開き、女はまばゆい光に目を細めると、吸い込まれるように扉の中へと消えて行った…


「…どうぞ良い旅を…」


番人が静かに女を見送ると、そっと呟いた。

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