表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光の庭  作者: 久世 かやの
「〜中章〜 」
37/61

「〜中章〜 」 8

それからさらに数年の時が過ぎ、ウワサで子供が出来たという話を知る事になる…


あきらめるために、あらゆる手を尽くしたが、そのうちあきらめる事に疲れて、あきらめる事をあきらめる…という悟りの境地にたどり着いた頃に、花倉は久しぶりに『光の庭』の夢を見た。


その夢は前に一度見た内容で、賭けについて図書館で話している内容だった。


花倉は目が覚めると、自分の愚かさにガクリときてうなだれた。


「…自分が提案した賭けの主旨、ずれてるじゃん…好きでいる事が目的なのに、忘れよう忘れようとかして…」


花倉はベッドの上で、恥ずかしさのあまり転げまわった。


「…しかも今頃、星川さんが光の庭で会っていた男だって気づくし…しかも、しかも星川さんがふり向かない事が賭けの大前提だなんて…自分が出した設定で、ずっと星川さんを縛ってきたかと思うと…」


と、独り言を言って、また転げまわった。


そっけない態度も、何もかも意図的なものだったなんて…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ