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光の庭  作者: 久世 かやの
「〜序章〜 」
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「〜序章〜 」 2

「…この庭で他の人に会った事って、あまりないよね…」


女が誰もいない中庭を見渡して呟いた。


「うん、広いからかな…?」


図書館内では良く人を見かけるが、ナゼか中庭でその人達と出くわす事はなかった。


「あ…ところで、さっきの所なんだけど、もうちょっと面白くならないかな?」


男が提案した。


「あぁ、あそこね〜」


順調に進めてきた作業について、二人はあれこれと検討を始めた。


「なんか、普通過ぎない?」


「ま〜ね…何か名案でも?」


「そうだね…」


男はイタズラな笑みを浮かべ、あごの下に手を置くと考え込んだ。


「嫌な予感…」


女が男の性格を思い出し、嫌そうな顔をした。


″人を驚かせるのに、喜びを感じるんだったっけ…″


「あ、そうだ…!」





「ん…あ?」


自分でも、ものすごくマヌケな声を出しているのを自覚しながら、声のする方を見上げた。


「講義終わったよ?花倉さん、次の授業一緒に行かない?」


…どうやら大学の授業中、居眠りをしてしまったらしい…うつぶせになっていたせいか、腕がしびれている…


ボンヤリとする頭で、必死に目の前にいる人物の名前を思い出そうとした。

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