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光の庭  作者: 久世 かやの
「〜次章〜 」
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「〜次章〜 」 9

道の両脇には満開の桜が咲き誇り、薄紅色の花びらが風に乗って舞っていた。


花びらは、キラキラと光る広大な水辺に浮かび、美しい景色を作っている…


この水辺がどこまでつづいているのか、誰も知らなかった。


「結構『見送り』の人いるんだね…」


女は美しい景色の中を歩いて行く、大勢の人の姿を見て言った。


「うん…」


男は見慣れた光景を見つめた。


「この道の向こうに、何があるか知ってる?」


女がたずねた。


「うん、扉があるよ…君は毎回、忘れてしまうね…」


「そうなんだよね…扉かぁ…」


どこまでもつづくかに思えた桜並木の先に、一枚の扉が現れた。


良く見ると、観音開きになっていて、美しい彫刻が施されている…


その扉の前には、番人と呼ばれる仮面をつけた女性が、白いローブを着て立っていた。


そして、一人の男と話している…


どうやら彼が今回、許可が下りた通行者のようだ。


その様子を少し離れた所で見守っているのは、彼の関係者のようで、時おり男と言葉を交わしている…


そして、もう少し離れた所で参列していた人だかりは見物人らしく、静かに見送りの時を待っていた。

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