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 夜中の飯テロしてみた。  作者: アマチュアーン
5/17

番外編。プロが教えない料理のコツ。その1

 少し、走ってかいてますから、分からない事は質問してください。

 

 今さらながら、この作品の目的は、誰でもが飯テロリストになり、エッセイの表紙を飯テロリスト軍団で占領する事です。

 爆発テロやサイバーテロは時代遅れ、今は飯テロの時代です。

 沢山テロって下さい。

 平和で安全な飯テロ万歳\(^-^)/

 さて、本日は、お手軽なものでなく。

 現場で使っているプロのコツをいくか紹介します。


 ・飴色の玉葱。

 じっくりと炒めた玉葱の微塵切りの甘味。


 ぶっちゃけると、現場にそんな暇は無いです。

 ですから

 塩と蓋を使います。

 玉葱をフライパンに入れたら、塩を一掴み入れます。

(親指、人差し指、中指で掴む事)

 点火し弱火。軽く混ぜたら蓋をします。

 蓋の裏に水滴付着し、全体的にしんなりしたら、フライパンの真ん中に寄せて、火を強めます。


 フライパンに接している部分が飴色のなったら良く混ぜ、全体に色を着けます。

 これを自分の好みの色まで繰り返し、仕上げに水で粘度を調整。


 冷ましてハンバーグに入れて良し。

 カレーのチャツネに使って良し。

 万能です。

 これの応用でスペイン料理に欠かせない「ソフリト」ってのもあります。



 ・綺麗な卵焼きや薄焼き卵を作るコツ。


 砂糖を少し入れて下さい。

 卵が巻き易くなりますから。


 少し砂糖を加える事を、隠し砂糖と呼びます。


 プロと素人の一番の違いは、塩と砂糖の使い方です。


 〆鯖を作る時に、塩と砂糖で浸透圧を調整したり。

 人参のグラッセ(甘煮)は砂糖の甘味で人参の甘味を引き出したり。

 職人は巧みに塩と砂糖を使います。


 ・柔らかくてジューシーなビーフシチューやカレーを作りたい。


 小麦粉を使いましょう。

 塩を使うタイミングを考えましょう。

 

 肉に小麦粉をまぶす事を、サンジェと洋食では呼びます。

 

 本来は、ブロック肉をタコ糸で縛り、赤ワインや日本酒、香味野菜と一緒に一昼夜漬け込みます。

(漬け込みは店の秘伝で、沢山あります)


 その後、薄くサンジェして、フラパンやソテーパンを使い、表面に焼き色を着けます。


 一般家庭の場合は時間がないので、角切りにした肉に、塩コショウ、ワイン等で下味した後、サンジェをしましょう。

 後は、表面を満遍なく焼き色を入れる。


 次のポイントは、塩コショウのタイミングです。

 漬け込む際は、塩等の塩分は控えた方が柔らかくなります。

 出来るなら、調理直前がベターです。

 これは他の揚げ物や炒め物にも、応用できます。



 

・カラッとした揚げ物を作りたい。

 

 下粉を使いましょう。

 

 天ぷらは小麦粉でまぶす(下粉)を着けた後、天ぷらを作るとサックリジューシーに仕上がります。


 大抵、サクッと仕上がらないのは、これを省略して、直接生地に着けて揚げているからです。


 後は、温度差です。

 食材や生地と油の温度差が開く程、サクッとなります。

 (職人が生地に氷やドライアイスを使うのは、その為)


 唐揚げは、片栗粉をベースにした生地に漬け込み、そのまま揚げると思います。

 そこに揚げる直前に、片栗粉をまぶして下さい。

 サクッとジューシーに仕上がります。

 因みに串カツ屋さんは、天ぷら生地(厳密には違う)にパン粉をまぶして揚げます。


 取り敢えず、こんなもんですかね。

  

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