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第7話

王都が見えてきた


王都の門の前には沢山の馬車が並んでいた


「何であんなに並んでいるんだ?」


そう言うとリルルが答えてくれた。


「多分、闘技大会が1週間後に開催されるからですかね?」


あ、すっかり忘れてたよ…俺闘技大会出るんだった…めんどくさいなぁ〜


そうだリルルって王都ついた後どうするんだろ?


「そういえば、リルルってこれからどうするんだ?」


そういうとリルルは申し訳なさそうな顔で謝ってきた。


え?何故謝る?


「すみません……実は、隠していたことがあるんですが…」


「ちょっと待った!」


俺は、何故か嫌な予感がしたのでリルルの言葉を止めさせた。


そして俺は続ける


「話したいことがあるから今夜予定を空けといてくれないか?」


そういうとリルルは複雑そうな顔で頷いて来れたので午後6時位に門前広場で待ち合わせをし、門をくぐったところで別れた。


時刻は午前11時30分である。


宿を1ヶ月程取りシルと冒険者ギルドで闘技大会出場登録をした後、魔術を幅広く使えるように図書館へ来ていた。


へぇ〜、魔術ってかなりの種類があるんだな…


ん?この本題名が魔術しか書いていないしかも日本語!読めんのか?この世界の人…


ちなみに、俺は亜神なので何の言語でも読める。チートである。


それより!この本!日本語だぞ!?著者名は書いていない。

中身を読んでみると全て日本語でこの世界の魔術について書いてある。


中身は…


この世界の魔術には呪文があるがそれは殆ど必要なく全てはイメージである。イメージが全てでイメージが出来てないと呪文をしても意味がないこの本を読めるものは日本人或いは日本語を勉強した地球の者達だろう。

我々の世界にはアニメ、ラノベ、などのものがあったと思う。アニメやラノベを読んで見ていた者なら魔術という物が想像しやすいのではなかろうか?想像それは魔術の頂点である。想像してそのイメージに魔力入れる感じでやると呪文も無く魔術の種類にとらわれず全ての事象を魔術でなすことが出来る。それがこの世界の魔術。儂はこの頂点に達した魔術を魔法と呼んでいる。この本を読んで理解した者よ……この世界で……チートするんだぞ!!


最後のチートするんだぞってのが意味わからんけど……なるほどそういうことか…イメージ次第で何でも出来るか…



図書館を出たらもう16時だった。


待ち合わせまで後2時間か…って、あれ?あれれ?シルは?図書館に戻って探したら図書館の机で寝ていた。


かなり待たせてしまったな……物でどうにかするのは嫌だけど後でなんか買ってやろう


シルを宿に寝かせて自分は指輪を買いに行く。ふふっ、今から俺はリルルにプロポーズする!何故プロポーズかわかるかね?

リルル彼女は王族だ(多分…)なので付き合うとかの概念は存在しない。(一応知ってはいると思うけど…)なのでいきなりプロポーズをするのだ!成功するか不安だが多分するだろう物語的に!だから絶対の安心感がある!



18時門前広場に行ったらもうリルルがいたので声をかけて楽しく食事をし、屋台や出し物を色々見ながら綺麗な王都を一望出来る高台に来ていた。


超プロポーズに最適な場所だ


「リルル・メテラユ第一王女殿下」


そう言って一旦きった時にリルルが慌て始めた。

慌てた顔もまた一段と美しい…

ちなみにリルルは16歳である。

16歳だけど美少女より美人と言った方が余程似合っているがね


「何故それを!?」


リルルが言った。

そりゃそうだ今までリルルが一言も喋っていなかったことをさらっと言ったのだから


「そりゃ、気付くよ。リルルさ、無断で城抜け出して亜神探しに来たんでしょ?最初っから1人でさ」


そう言うとリルルが謝って来た


「すみません…騙すようなことをして……人を騙すような人…嫌いになっちゃいましたよね…」


目尻に涙をためながら涙声で言ってきた


「? 何故そんなことで俺がリルルを嫌いになるの?そんな事で好きな人を嫌いになる訳ないじゃん」


「え?」


「リルル…俺、リルルのことが好きだ結婚してくれないか?」


そう言って指輪をリルルの前に出した


リルルは涙を流しながら嬉しそうな顔で指輪を受け取り


「はい!私もリュウトさんのことが好きでした!」


と言って抱きついてきたので腰に手を回し2人の唇が重なった。






王城まで送る途中…


リルルと俺は手を繋ぎながら王城に向けて歩いていた


「お父様はリュウトさんとの結婚許してくれるでしょうか?」


「どうだろ?そこは話してみないと何とも思えん…それからさん付けやめない?後、敬語もやめようね?」


「ごめんなさい…何か慣れてしまって…あっ」


「いいよそこは自然に直していこう」


「ごめんなさい…」


そう言って俯いてしまった。

どうやって励まそうか…あ、話題を変えればいいのか。


「それでお父さんの話に戻るけど…ねぇ!そこの近衛兵団団長さーん!何か意見貰えないですかね?」


そう路地裏の誰もいないところに話し掛けると1人の男の人が出てきた。


「はぁ〜、気づかれていましたか…それと何故私が近衛兵団団長だと思ったんですか?」


リルルはとても吃驚しており俺は冷静に答える


「気配で分かりましたよ。こんなに気配撒き散らしてちゃ誰だって一発ですよ」


「はぁ、何か自信をなくしてしまいますね…それより、陛下は多分条件を出されると思いますよ」


そう言った……条件?


「例えばどんな条件かわかりますか?」


「さぁ、それはわかりかねますね、陛下ではないので…申し訳ございません」


謝る必要はないと思うのだが…


そんなことを話していたら王城まで来てしまった


「それではリュウトさん、明日王城に来てください。話は通しときますので…」


そんな感じで今日は別れ俺は宿に帰りそのままシルの隣で寝てしまった。






翌日


午前10時


シルを起こして一緒に飯を食った後シルも連れて王城に来ていた。


そのまま門を通り抜けようとしたら当然、門兵に止められた


「そこの者!止まれ!王城に何ようだ!」


「あっ、すみません、俺はですねリュウトと言うんですが話は通っていますか?」


そう言うと門兵は「すみませんでした!」と言って王城のメイドに引き継いでくれた


「すみません、お待たせしましたリュウト様こちらです」


そう言ってリルルの部屋に案内してくれたのでお礼を言いって


ノックもせずリルルの部屋にはいったがお着替え中でした…


「とても眼福です…」


パシィィン!



まだ頬がジンジンするよ…


「おはようございますリュウトさん、シルちゃん。それからリュウトさんが勝手にはいってくるのが悪いんですよもうちょっとは気を付けてくださいよ」


「すみません…」


「それとシルちゃん…これからは私の事お姉ちゃんかお姉さんって呼んでね?」


シルは何かを確認するようにこちらをみて来た


あれ?言ってなかったっけ?


「シル、俺はリルルと結婚することにした!」


そう言うとシルは「シルもお嫁さんになる!」とか言い出したしリルルは顔を真っ赤にしている。


やっぱり可愛いなぁ〜♡



そんなたわいのない話をしているとドアがノックされた


「リルル様、並びにリュウト様国王陛下がお呼びです」


そう言われた。


さて、国王陛下とご対面と行きますか!


因みにこの異世界レユノルでも結婚の時には指輪を送るのが基本でありその指輪は左手の薬指につける


これは、地球と同じですね。


リルルも左手の薬指に昨日リュウトが渡した指輪を付けていた



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