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第5話

ブクマークよろしくです!何人見てるか知りたいので!

テノネは、大きい街の部類に入ると思う。

人口10万人の西の辺境だそうだ。

特に辺境なだけあって魔物も強いので常備軍や、冒険者の質も良くこの世界ではかなり治安がいいほうである。だが、治安がいくら良くてもスラムは消えないものである。


「さて、入りますか!」


入ろうとしたら門兵に止められた


「そこの君!身分証を提示してくれ」


身分証?やばくね?何も持ってないんですけど…っていうか今気づいたが荷物何もないのって怪しくね?いや、リルルの馬車があるから大丈夫か…それより!身分証だよ!身分証!どうしようないんだけど…


「あのー、すみません身分証をなくしてしまいまして…再発行ってできますか?」


「なんだ?なくしたのか?まぁ、再発行はできるがなるべくなくすなよ?で、身分証再発行するのはお前さんだけなのか?」


「あ、いえ、この娘も一緒にお願いします」


再発行ってことはお金がかかるんだろうなぁ…それってやばくね?今無一文なんだけど…


「じゃあ、再発行の料金は2人合わせて金貨2枚貰うけどいいか?」


1人金貨1枚か…ふむ…リルルさぁん貸してくれませんかねぇ?懇願の目でリルルのことを見つめたらリルルが顔を真っ赤にして金貨10枚を渡してくれた。何故顔を真っ赤にした?まあ、何でもいいがとにかく今言うべきことは、

ありがとうございます!


「ありかとぅ!リルル!この借りはいつか絶対返します!もちろんこのお金も倍にして返します!」


そう言うと門兵に金貨2枚を渡した


「それじゃあ、こっちに来てくれ」


そう言って、奥の部屋に入って行った


「じゃあ、リルルまた会おうな」


そう言うとリルルは


「銀の狼っていう宿で私は泊まりますのでよかったら来てくださいね?」


そういいなが、どこか悲しそうな雰囲気を残し去って行った


「マスター、マスター、早く行こうよ」


シルに急かされながら門兵が入って行った部屋に入ると先程の門兵が部屋の中央にある机の前にある椅子に座り対面にある2つの椅子を指しながら言った。


「まずは、座ってくれ」


そう言われたので対面にある椅子に座った。なんだこれ?机の上に水晶?オーブ?みたいな物が置いてあった。


「あの、これは何ですか?」


「こんなのも知らないのか?これはな、クリスタルストーンと言うステータスを確認する魔導具だな」


へぇー、魔導具か、俺も研究していたしこちらの世界でも同じような感じだったら自分で作るのもいいかもな…

とはいえ、どうやってこれを使うんだ?


「どうやって使うんですか?」


「ああ、そういえば説明していなかったな。まずは、この水晶の上に手を乗っけてくれそうするとこっちのカードに君のステータスが書かれるようになっている」


へぇー、すごいなどういう原理なのだろう?まあ、そんなことより身分証を作らなくてはならない。


水晶の上に手を置くとすぐに水晶が光り出しカードにレーザーのようなものが放たれステータスが書かれていく。

おお!ちゃんとできてるじゃん!


「じゃあ、次はシルの番だな」


そう言うとシルは左手を差し出しながら言った


「マスターと手を繋いでないと嫌だ」


何故手を繋ぐ必要がある?まあ、別に良いんだけどさ。そうして手を繋ぎながらシルは水晶の上に手を乗せた。


身分証にはこう書いてあった


『リュウト 男(18歳)

種族 人族 』


『シル 女(10歳)

種族 人族 』


さて、シルの分の身分証も出来たところで門兵さんが話しかけてきた


「じゃあ、入町税が2人で銀貨2枚払ったら、もう街に入っていいぞ」


また金取られんのかよ。まあ、さっきのは身分証を作るための金だからいいのか。

門兵に金貨1枚渡し、銀貨8枚のお釣りをもらって街に入った


そういえば、銀の狼って宿どこにあるんだ?さっき聞いとけばよかったな…

今さら言っても無駄だな。

というわけで、適当に街を見渡しながらシルと2人で歩き銀の狼という宿まで来た。銀の狼は3階まであり1階は酒場兼食堂みたいな感じになっている。

ちなみに3階建の建物はテノネにあまりないのでいい宿と言えると思う。


そんなことを考えながら宿に入ると赤髪ポニーテールの元気のいい20歳位の美人なお姉さんが話しかけてきた


「いらっしゃい!食事かい?それとも宿泊かい?」


何?この、ご飯にする?お風呂にする?みたいな感じは。


「宿泊をお願いしたいんですけど…」


そう言うと何人泊まるか聞いてきたので2人と言うと


「名前を教えてちょうだいあと、2人部屋?それとも1人部屋で2部屋とる?」


「じゃあ、2人部屋でまずは3日でお願いします。名前はリュウトとシルクです」


「リュウトとシルクちゃんね、2人部屋で3日間っと、じゃあ銀貨1枚と大銅貨2枚ね」


そう言ったので銀貨2枚渡し大銅貨8枚のお釣りをもらってから鍵を受け取った。


そういえば、リルルもこの宿に泊まってたよな?


「あの、この宿にリルルっていう子が泊まっていると思うんですがどこの部屋か教えて貰えませんかね?」


そう言ったのだが


「ごめんね…客の情報渡しちゃいけないだけど、呼ぶことなら出来るけどどうする?」


へぇー、ちゃんしてるんだなこの宿これな安心かも知れないな。


「じゃあ、俺たちの部屋に呼んで下さい」


そういうと赤髪ポニーテールのお姉さんはわかったよと言ったので俺たちは、自分たちの部屋に行くことにした。

ちなみに俺たちの部屋は2階の1番奥の部屋だ。


かなりキリ悪いですが……一時停止!

どうもこんばんは〜

司会進行役でーす!

今回は、お金の事について説明させていただきます。

さて、先程から金貨や銀貨、大銅貨などの硬貨が出てきましたがこの世界レユノルでは高い順に輝金貨、白金貨、金貨、銀貨、大銅貨、銅貨、石貨となっており日本での価値に合わせると

輝金貨1000万円、白金貨100万円、金貨10万円、銀貨1万円、大銅貨1000円、銅貨100円、石貨10円という感じですね。そう思うとリルルってなんなんでしょうね…ぽんって感じで100万貸すって……なんか笑えてきますね……この司会進行役年収200万ですよ?まじであり得ないですよ!くっそー!作者に抗議してやる!少なすぎんだよ!

おっと、すみません心の声が出てしまいましたね。それではまた!

再生!


部屋に入り10分後…


コンコン


部屋のドアが叩かれた

多分リルルだな


「リルルか?はいってくれ」


そう言ったらリルルが部屋のドアを開けてはいってきた


「どうも、こんにちは話があるって何ですか?」


「いや、話って程でもないんだけど…

リルルってさ…その…両親がね…まあ、そうなったじゃん?だからさこれからどうするのかなって」


「王都に行ってから考えようかと思ってたんですが…」


まじかー!俺恥ずかしくね?そういえば言ってたじゃん!あー!恥かしぃ


「そういえばそんな事言ってたな…じゃあ、いつまでテノネにいるんだ?それから王都まで馬車でどれくらいかかるんだ?」


「えっと、1週間後に出ようかと思っています。それから王都までは馬車で1ヶ月くらいですかね?」


「俺達さリルルと一緒に王都まで行こうと思うんだが…いいか?」


そう言うとリルルは待ってました!と言わんばかりに俺の両手を握りものすごい笑顔になった。


やばい!もともと美人なのにこんな事されたらたまらん!

押し倒しそうになったが理性で何とか止めた


「そうなんですか!?こちらも願ったりかなったりです!」


「話はこれだけなんだ」


そう言うとそれでは失礼しますね!と言って出て行った

さてと、冒険者ギルドにいって冒険者登録でもしますか


「シル、冒険者登録しに行くぞー」


「はーい」


こうして俺達は冒険者ギルドに来ていた


「おー!すげーな!」


「はい!マスター!」


冒険者ギルドの外見は2階建てで、お屋敷みたいに広く裏には冒険者達が訓練する訓練場と、冒険者達が模擬戦などをする木の柵で囲まれた四角いリングあった。


「シル!とりあえず中に入るぞ!」


「はい!」


こうして中に入ってみると左側は酒場になっており右側にはカフェがあるという何だかよく分からなくなっており、真ん中の奥にギルド受付のカウンターがあったので俺達は真っ先にカウンターに行き受付の人に話しかけた。


ちなみに受付の人とは受付嬢である。受付嬢とだけあって予想どうり美人であるが、リルルには劣る。

これは、俺がみたからなのかな?


「こんにちは、あの、冒険者登録をしたいんですが」


「はい、ではこちらの用紙にご記入くださ い。それから名前以外書きたくないところは書かなくていいですよ」


そう言って笑顔で渡してきた用紙を見ると名前、得意な武器、どの魔法を使えるかなどの記入欄があった。


「あの、魔法で全属性とか使える人とかいるんですか?」


「いえ、基本的に2属性たまに3属性とか4属性がいるくらいですね。それでも魔法の修行をしないと魔法は使えないのであまり使える人はいないですね」


へぇー、そうなのか。

それじゃあ、全属性使えるとはあまり大っぴらに言っちゃいけないな。ん?何故大っぴらに言ってはダメなんだ?別に言ってもよくね?

まあ、とにかく今は記入するか。


名前はリュウト、得意な武器は弓以外の全部、魔法は火、水、風、地、雷、毒、光、闇、治癒、時空、古代、無、属性が使えるっと。


ああ、そういえば古代魔術と無属性魔術が使えるって言ってなかったな。

せつめ


一時停止!

また説明されるとこだったぜ、ふぅー危ない危ない全く油断も隙もあったもんじゃない。ん?何で年収200万でそんな頑張るかって?これが私の生き甲斐だからですよ。

それより!まずは、リュウトの説明です!

主人公リュウトは現在全属性に加えもともと使えていた古代魔術、無属性魔術が使えるのです!いやー、まじでチートですね。

では、古代魔術の説明から行きたいと思います。

まず、古代魔術とはリュウトが元いた世界の魔術で元の世界でも5人しか使い手のいなかった属性でかなりチートです。想像したものを何でも細かく作れてしまうとかですねー。例えば、キャンピングカーの外見を想像しただけで数秒後にはできてるって感じです。

次に無属性魔術とは、身体強化が一般的でものを見えなくしたりとかも出来ます。でも、生物を見えなくすることは出来ないのでそこまで万能ではありません。まあ、こんなもんでいいですかね?また説明が必要な時になったら呼んで下さい!(呼ぶ前に来ますけど)ではまた!

再生!


書き終わり受付嬢に用紙を渡すと顔が引きつり始め次の瞬間には怒鳴られた…


何故俺が怒鳴られる?何か悪いことした?


今度、司会進行役の名前を付けようと思います。

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