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第1話

よろしくです!


ドッッガァーーーーン!!

真昼間の街に爆発音が轟いた


「はぁ〜〜〜」

………


くっそ野郎がっ!また失敗してしまった…


「マスター、お茶」


「お、ありがとよシル」


彼女はシルク、俺の相棒であり

古代遺跡から見つかった世界に11個存在するアーティファクトのうちのひとつ

アンドロイドである


「こんな世界じゃなくてどこか別の世界に行きたいな…」


その時だ、独り言のように誰にも聞こえないような小声で言ったのに突如自分の身体が光るのを感じた!


「痛っ」


「おお、やっと起きたかの、すまんな、いきなり呼び出したりして」


そうやって俺が起きると同時に謝ってきたまさに神様というべきような爺さんが俺の目の前にいた


「えっと、あなたは?」


「わしの名前を聞く前に自分の名前を 名乗ったらどうじゃ?」


「あっ、すみません 神崎龍人です。

で、あなたは?」


「おう、わしの名前は………ない!」


は?


「えっと、何故名前がないのでしょうか?」


「それはな……神だからじゃよ!」


ほうほう


「では何故、神様が俺を呼んだりしたんですか?」


「驚かんのかい…なんか凹むのう…」


てか、驚いたってなんの意味もないじゃん


「で、何故、神様が俺を呼んだりしたんですか?」


「スルーかい…まぁ良い、何故お主を呼んだかというとな、お主に恩があるからじゃからよ」


「俺に恩ですか?そんな、神様に何かした覚えないですよ」


「まぁ、なくて当然か、ならこの姿でも覚えがないか?」


っ! 神様の姿がいきなり変わった


「その姿は…」


「そうじゃ、お主に人間界で生活するための身体を助けて貰ったからのぅ、だから恩があるのじゃ、あの時は本当にありがとのぅ」


「いえ、当然のことをした迄ですよ」


「ところで、本題からずれたが、お主別の世界に生きたいのだろぅ?」


「あ、聞こえてたんですね…、! てことはですよ、それを聞くってことはできるってことですか!?」


「そんなに焦らなくも別の世界に連れて行ってやるわい、それがお主の願いのならな」


「よろしくお願いします!!」


「わかった、わかったから!」


「後ひとつお願いがあるのですが…」


「なんじゃ?言ってみ?」


「シルも連れてってもらえないでしょうか?」


「あー、あの娘か…まぁ良いか、

では、行くかのぅ」


「よろしくお願いします!」

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